前向きに「どアホの靴でも舐められる」「土下座もできる」 そんな精神状態になるために必要なこと (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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前向きに「どアホの靴でも舐められる」「土下座もできる」 そんな精神状態になるために必要なこと

連載「アホから解放される相談室」

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人生に「目的」があるとアホは気にならない?(※イメージ写真)

人生に「目的」があるとアホは気にならない?(※イメージ写真)

「アホとは戦うな。時間の無駄である」と提唱する、元政治家であり、現在はシンガポール・リークワンユー政治大学院で教鞭を執る田村耕太郎さん。しかし、41万部を突破した著書『頭に来てもアホとは戦うな!』の読者からは、「それでも戦ってしまう……」と多くの悩みの声が寄せられているという。

 日々の仕事・暮らしの中で「アホ」に悩んでいるあなたに、ちょっとでも気持ちが楽になるヒントを田村さんが提案する連載「アホから解放される相談室」。今回は「やりたいことが見つからない」ことについて。

*  *  *
【相談】「自分のやりたいことを見つけたら、アホは気にならなくなる」と田村さんは書かれていますが、自分には「やりたい」ことがありません。何となく毎日惰性で生きている感じです。田村さんはどうやって見つけられたのでしょうか。また、どうしたら自分でもそんなものが見つけられるでしょうか。

■本当の自分と向き合うには?

 私の人生の最大の後悔は「自分と向き合う」ことに時間にかかったことです。

 見栄やプライドや持てあますエネルギーから来る闘争心が「真の自分」と向き合う作業を常に邪魔していました。そして欲望の激突する金融界やメディア界や永田町に「お子ちゃま素人」として存在していたので「軸がなくフラフラ」していました。

 シンガポールに移った当初は時間もあり、友達も少なく幼い子どももいて、この幼い子どものことを想う気持ちが自分と向き合わせてくれました。いくら人生が長くなるといっても、私自身50年以上もまともに自分と向き合えず何となく生きてきているような日々を過ごしてしまいました。もう自分は時間を巻き戻すことはできないので、そこから何とかするしかありませんが、娘にはもっと早く何かが見つかるようにしてあげたいな、と南国で常にボーっとしながら真摯に考えていました。


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