「TOKIO」脱退の山口達也の今後 「中川家」礼二、「メッセンジャー」黒田の酒トラブルの乗り越え方

連載「上方芸能ここだけの話」

中西正男dot.#中西正男
 女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検され起訴猶予になった山口達也がジャニーズ事務所を契約解除となり、4人で再スタートを切った「TOKIO」。山口達也がこれまで出演していた日本テレビ系「ZIP!」「幸せ!ボンビーガール」「ザ!鉄腕!DASH!!」は降板が正式に発表され、トラブルの発端となったNHK-Eテレ「Rの法則」も打ち切りが決定した。

 これまで5人で出演していたフジテレビ系「TOKIOカケル」は9日に4人で収録が行われ、否応なしに新たな「TOKIO」が動き出した形だが、2日に都内で行われたメンバー4人の会見を間近で取材した者からすると、契約解除というのは意外な展開と言わざるを得なかった。

 取材の仕事して、およそ20年になるが、あれほど難しく、覚悟がいる会見はなかったと思えるほど、胸の詰まる場だった。被害者の女性への謝罪や配慮。掛け値なしに、それが第一義的な目的だったのは4人の空気が物語っていたが、あんなに凄絶な会見をやる向こう側に“山口のため”という思いが透けて見える気もした。

 その会見からわずか4日での契約解除。理由として、事務所からのリリースには「無期限謹慎という曖昧な形ではなく、本人の強い意思でもある辞意を受け入れ、山口が一人の人間として自分と向き合う形をとらせるべきだと決断いたしました」とあったが、現地で会見を取材した者としては、その理由を聞いてもすんなりとは解せないくらい、あの90分は重たいものだった。あれをやった上での契約解除。頑張って乾かした洗濯物を、もう一回水の中に放り込むような違和感をおぼえた気もした。

 そして、今回の契約解除の中で、印象的だったのは「どのような形であれ未来を描けるまでを具体的に支援することが弊社の責任と考えます」という事務所のコメント。事務所から離れた人間に対して、これからもサポートをしていくことを公の場で表明したなんて話は記憶にない。異例のサポート措置はとられるものの、今回のことで事務所やメンバーとはこれまでより距離を置いた関係になることは間違いない。現在は親御さんとお兄さんが入院中の山口の面倒を見ていると聞くが、心配されるのが今後のケアだ。

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