親のケンカと八つ当たりに納得がいかない… そんなときはカメムシを思え 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

親のケンカと八つ当たりに納得がいかない… そんなときはカメムシを思え

このエントリーをはてなブックマークに追加
石原壮一郎(いしはら・そういちろう)/1963年、三重県松阪市生まれ。コラムニスト。月刊誌の編集者を経て、93年に『大人養成講座』でデビュー。『大人力検定』『日本人の人生相談』など著書多数。最新刊は『大人の言葉の選び方』(撮影/大嶋千尋)

石原壮一郎(いしはら・そういちろう)/1963年、三重県松阪市生まれ。コラムニスト。月刊誌の編集者を経て、93年に『大人養成講座』でデビュー。『大人力検定』『日本人の人生相談』など著書多数。最新刊は『大人の言葉の選び方』(撮影/大嶋千尋)

 小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』で連載中の「大人の謎 ぶっちゃけ質問箱」。今回は「親のケンカ」について。回答者はコラムニストの石原壮一郎さんです。

【Q】なぜ親は、よくわからないことでケンカをするのでしょうか。そして、関係ない僕に八つ当たりをする……(S・Yさん 東京都/12歳)

■そういう習性の生き物というあきらめも必要

 カメムシは、敵に攻撃されると臭い液を出します。それがカメムシの習性であり、そういう生き物なので、人間が「やめてくれ!」と怒っても仕方ないし、やめさせることはできません。

 じつは大人も、疲れていたり強いストレスを受けたりすると、不機嫌になってケンカを始める習性があります。八つ当たりされるほうにとってはいい迷惑ですが、そういう生き物なので仕方ありません。

 気持ちをわかってあげてほしいとは言いませんが、「やめてほしい」と抗議してもけっしてやめないという一種のあきらめは持ったほうがいいでしょう。大人に対して常に「理想的な振る舞い」を求めるのは、無茶な期待なのです。

 たまにカメムシ的なハタ迷惑な行動をしてしまうのは、大人だけでなく子どもも同じ。「うわ、また八つ当たりか」とゲンナリしたりあきれたりしつつ、人生の切なさに思いをはせてみてはどうでしょうか。

※月刊ジュニアエラ 2018年1月号より


トップにもどる dot.オリジナル記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい