「時間を売ってお金を得る」よりも「お金で時間を買え」 幸せになるための“時間4分類法”とは? (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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「時間を売ってお金を得る」よりも「お金で時間を買え」 幸せになるための“時間4分類法”とは?

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2017年7月 ベトナムの世界遺産ホイアンにて

2017年7月 ベトナムの世界遺産ホイアンにて

■自分の行動を4つに分類してみよう

 とくに時間という概念に着目して、自らの行動を分析してみましょう。私は自らの時間を、「自由であるための人生の選択」として捉え、次の4つに分類しています。

(1)人生で本当に価値のある行動
(2)時間あたりの金銭価値が高いこと
(3)時間あたりの金銭価値が低いこと
(4)ゼロ・ネガティブ(完全に時間を無駄にしている行動)

 このように分類した上で、できる限り残りの時間を「(1)人生で本当に価値のある行動」に振り分けること。それが本当の意味での幸せに近づくと考えています。そのためには、「(2)時間あたりの金銭価値が高いこと」でお金を稼ぐことも欠かせません。

 ただし、「(3)時間あたりの金銭価値が低いこと」のような仕事は人に任せてしまい、なるべく効率的に稼げるようにする。そのための工夫が不労所得の獲得であったり、仕事の選別であったりします。そこには「お金で時間を買う」という発想が必要です。

 そして、「(4)ゼロ・ネガティブ(完全に時間を無駄にしている行動)」に関しては、極力、しないようにする。できることなら、まったくしないこと。たとえば、私にとっては仕事の愚痴にまみれたようなダラダラとした飲み会や、スマホゲームに何時間も費やすようなことです。有限である時間を有効活用するためには、そのような発想をもたなければならないのです。

■何よりも大切なものとともに、人生を楽しむ

 お金は人生を豊かなものにしてくれます。好きなところに行ったり、美味しいものを食べたり、洗練された生活をするために、お金は大きな役割を果たしてくれます。お金があれば幸せになれるとは限りませんが、そのきっかけとなることは間違いありません。

 しかし、だからと言って“お金を稼ぐこと”が人生の目的になってしまえば本末転倒です。幸せな人生を送るためにお金を得ようと努力していた人が、いつの間にか、お金を得ることが人生の幸せになってしまっている。それは悲しいことです。

 自分にとって、本当に大切なものはなにか。家族という人もいるでしょうし、恋人との時間を大事にしたいという人もいるでしょう。趣味でも、仲間との時間でも、なんでもいいのです。ただ、それは自分で判断しなければなりません。

 少なくとも、お金を稼ぐということは、人生を楽しむためのきっかけでしかありません。人生の目的と、現在の目標とは、似て非なるものです。両者の違いを踏まえたうえで、大切なものを大切にし、人生を楽しみましょう。(取材・構成/ライター 山中勇樹)


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