梨花 (c)朝日新聞社
梨花 (c)朝日新聞社

 米バッグブランド「LESPORTSAC(レスポートサック)」は、モデルの梨花(44)がプロデュースするブランド「MAISON DE REEFUR(メゾン ド リーファー)」とのコラボグッズを8月末に日本で限定販売することを発表し、注目が集まっている。

 モデルとして一世を風靡し、バラエティー番組へも引っ張りだこだったモデルの梨花。一時期は「笑っていいとも!」(フジテレビ系)のレギュラーをはじめ、「週末シンデレラ 世界! 弾丸トラベラー」(日本テレビ系)でのMCや、「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)などタレント活動をかなり活発にこなしていた。とくに「ロンドンハーツ」では、MCのロンドンブーツ1号2号・田村淳からいじられたり、恋愛ざたもたびたび報じられるなど、モデルよりもテレビでの活躍が印象的だった。

 だが、2008年からモデル活動を本格的に再開させるためにバラエティー出演を控え、10年には結婚、翌年に出産したことなどもあり、テレビへの出演は激減する。そうした実情を知らない一部のネットユーザーからは、「干された芸能人」「消えた芸能人」などと取り扱われることもしばしばとなっていた。

「梨花は結婚後に生活の拠点をハワイに移しました。彼女のSNSなどをフォローしている女性ファンには周知の事実でしたが、17年4月に『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演し、家族でハワイに移住した経緯について語ったことで、一般にも知られるところとなったのです」(女性週刊誌の編集者)

 そう、テレビバラエティーに出演する彼女を見ていた視聴者にとっては「最近見なくなった」存在だったかもしれないが、梨花はテレビ出演が減少した後もモデルとして活躍し、雑誌の表紙を飾ることも多い。さらに、12年には、ライフスタイルショップ「MAISON DE REEFUR」を東京・代官山にオープン。このプロデュースブランドが大当たりし、全国展開やコスメラインを立ち上げるほどとなっているのだ。

「15年には、『MAISON DE REEFUR』よりもさらに品質にこだわった高額設定の新ブランドや、雑貨だけを中心に扱った『MAISON DE REEFUR KIOSQUE(メゾン ド リーファー キオスク)』を立ち上げるなどブランドの拡大にも精力的です。運営するアパレル企業のJUNも積極的になっており、17年に入ってからは名古屋や博多にも進出しています。カフェが併設された店舗など、ファッションブランドという枠を超えて、ライフスタイルそのものを提案するブランドとして、お土産品的にスマホケースなども買われているようです」(女性ファッション誌の編集者)

 こうした状況が追い風となって、いま彼女の活動そのものにも再び注目が集まっているという。
 

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