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【重大ニュース2016】熊本の次は鳥取で… 続く大地震に原発への不安続く

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運転差し止めの仮処分決定を喜び、握手する住民代表の辻義則さん(左)と石川賢治弁護士=9日午後3時41分、大津市、佐藤慈子撮影  (c)朝日新聞社

運転差し止めの仮処分決定を喜び、握手する住民代表の辻義則さん(左)と石川賢治弁護士=9日午後3時41分、大津市、佐藤慈子撮影  (c)朝日新聞社

 地震は、原発の再稼働をめぐる裁判でも争点になっている。その代表格が、四国を横断して紀伊半島に延びる「中央構造線」。たくさんの活断層が連なる日本有数の断層帯だ。

 8月に再稼働した四国電力伊方原発3号機(愛媛県)はこの中央構造線から8キロほどの場所にあり、再稼働に反対する住民らは三つの地方裁判所(地裁)に運転停止の仮処分を申請している。いずれかの地裁で住民が勝訴すれば、3号機は運転停止に追い込まれる。

 大地震の襲来に備えようという人びとの思いが、原発の存在をゆさぶっている。


■内陸型地震と海溝型地震
四つのプレートが集まる日本列島には、陸にも海底にも絶えず大きな力が加わっていて、ひずみがたまる。その力に耐えきれなくなったとき、地下の岩盤が割れたり、プレートがずれ動いたりして、地震が発生するんだ。地震は陸で起こる「内陸型地震」と海底で起こる「海溝型地震」に大きく分けられる。内陸型地震は活断層が動くことで発生する。一方、海溝型地震は、海洋プレートと大陸プレートの境にある岩板がずれ動くことで発生する。


■2016年の原発をめぐる二つの流れ
2011年の東京電力福島第一原発事故により高まる原発への不安は、社会に二つの変化をもたらし始めている。

【1】原発の再稼働をめぐる裁判

<3月>
大津地裁(滋賀県)が、再稼働して間もない高浜原発3、4号機をめぐる裁判で、住民の訴えを認め、運転差し止めの仮処分を決定

<8月>
伊方原発3号機が再稼働。住民が運転停止の仮処分を申請中

【2】県知事選挙で原発慎重派が勝利

<7月>
15年に再稼働をした川内原発のある鹿児島県では、「脱原発依存」を訴えた三反園訓氏(写真左)が初当選。8月に三反園知事は九州電力社長に川内原発の停止要請書を手渡した

<10月>
新潟県では柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な米山隆一氏が初当選

※月刊ジュニアエラ 2017年1月号より


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