史上初の男性“ミス日芸”誕生か!? 男性がエントリーした日芸ならではの理由 (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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史上初の男性“ミス日芸”誕生か!? 男性がエントリーした日芸ならではの理由

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ミス日芸コンテストのファイナリストたち。左から、エントリーNO.1 佐藤こゆきさん/エントリーNO.2 安田弥央さん/エントリーNO.3 中原真結さん/エントリーNO.4 松本史佳さん/エントリーNO.5 林田常平さん

ミス日芸コンテストのファイナリストたち。
左から、エントリーNO.1 佐藤こゆきさん/エントリーNO.2 安田弥央さん/エントリーNO.3 中原真結さん/エントリーNO.4 松本史佳さん/エントリーNO.5 林田常平さん

エントリーNO.5 林田常平さん美の秘訣(ひけつ)は「どこに出かけるときも人から見られていることを意識すること」と毎朝の発酵食品。そのおかげか、ミスコンテストの一環で行われた肌年齢測定では12歳という数字をたたき出した

エントリーNO.5 林田常平さん
美の秘訣(ひけつ)は「どこに出かけるときも人から見られていることを意識すること」と毎朝の発酵食品。そのおかげか、ミスコンテストの一環で行われた肌年齢測定では12歳という数字をたたき出した

 では、そんなミスコンに参加した林田常平さんはどんな個性の持ち主なのか。実は林田さん、日芸ではちょっとした有名人なのだとか。話を聞いてみると、女装家ともオネェとも言い切れない、独自の理論があるようだ。堂に入ったオネェ口調で快活に語ってくれた。

「戸籍上は男性なんですけど、自分のなかでは性別を設けていなくて、なりたいときに男性らしくなったり、女性らしくなったりしてもいいんじゃないかな、と考えています。だから、男の子っぽい服装で登校することもありますし、化粧をしてスカートを履いて登校する日もある。性転換して完全に女の子になりたいわけじゃないんです」

 ときに男性で、ときに女性になるという林田さん。とはいえ、ミスコンといえば完全に女性の牙城というイメージが一般的だが、エントリーするのに葛藤はなかったのだろうか。

「最初、友人に『出てみたら?』と言われてすごく迷いました。でも私は、私を自然に受け入れてくれるこの学校がすごく好きで、その学園祭を盛り上げたいという気持ちもあった。男性である私がミスコンに参加すれば、いい意味でも悪い意味でも学園祭に注目が集まるんじゃないかと思い至り、エントリーを決めました。私がミスコンにでたことがきっかけになって、男性やミスコンの場ではあまり見られなかったタイプの女性がどんどん参加するようになればうれしいです」

 半世紀以上の歴史をもつ日芸の学園祭でも、ミスコンに男性が参加したのはこれが初めて。他のファイナリストも彼の参加を好意的に受け止めており、観衆の反応も上々だ。

 日芸の学園祭「芸術祭」は11月5日(土)まで行われており、来場客の投票をもってミス日芸を選定、5日の16時から結果発表が行われる。林田常平さん以外のファイナリストは、佐藤こゆきさん(演劇学科・3年)、安田弥央さん(映画学科・2年)、中原真結さん(放送学科・3年)、松本史佳さん(放送学科・2年)。いずれも強力なライバルたちだが、史上初の“男のミス”の誕生はなるか、固唾(かたず)をのんで見守りたい。(ライター・小神野真弘)


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