藤井フミヤ、浜崎あゆみ、セカオワ…「撮影OK」ライブが増えている理由 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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藤井フミヤ、浜崎あゆみ、セカオワ…「撮影OK」ライブが増えている理由

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撮影できるライブが増えている(イメージ)

撮影できるライブが増えている(イメージ)

 歌手の藤井フミヤ(53)が7月13日に4年ぶりとなるアルバム『大人ロック』をリリースすることが決まった。発売日に、渋谷O-EASTでリリース記念ライブを開催することも決定。しかも、この日のライブでは「1曲のみ撮影OK」の時間帯を設ける予定だという。

 ライブ中の写真撮影を公式に許可する例はあまり聞いたことがない。これを許可すると、ライブに行った人しか見ることができない貴重な姿を他の人も楽しむことができてしまうからだ。アーティスト側にとってデメリットのほうが大きいと思うのだが、実は写真撮影を許可しているアーティストが最近増えている。

「楽曲だけでなく、アーティスト自身が“商品”なので、もちろん写真も商品になります。大切な商品をタダで提供するようなことは普通やりませんよね。そんな理由もあって、今まではライブ中の撮影を許可するアーティストはいませんでした。しかし、例えばロックバンドのSEKAI NO OWARIはライブでの写真撮影はOKで、メンバーも『特に禁止にする理由もない』と言っています。アジアン・カンフー・ジェネレーションも昨年のツアーで、アンコールのみ写真撮影を許可しました。ファンも喜んで、Twitterではたくさん写真がアップされていましたよ」(音楽誌の編集者)

 確かにファンは嬉しいだろう。といっても、撮った写真をSNSなどのネット上に掲載することは、肖像権や著作権の侵害にはならないのだろうか? 

「写真の場合、著作権よりも肖像権の問題ですね。アーティストだけでなく一般人も『無断で撮影されない権利』があるので、ライブ中に許可なく写真を撮るのはダメ。そして、『パブリシティー権』といって有名人は肖像に商業的や財産的な価値が存在します。撮影が許可され、撮った写真をSNSにあげることは違法ではありませんが、『商業的利用』とされた場合『パブリシティー権』を犯す可能性も。例えば、お店をやっていて宣伝のためSNSを使うことってありますよね。そのページにライブで撮った写真を掲載した場合、アーティストの力で客を呼んでいると取られかねません。『写真を営利目的のために使い、パブリシティー権を侵害した』ということになる可能性があるのです。あと、写り込んだ舞台美術には著作権がありますが、私的で使用する場合は著作権侵害にはならないでしょう」(著作権の問題に詳しい弁護士)


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