日本はドミニカにストレート勝ちを収め、リオ五輪出場に王手をかけた。14日撮影(写真:Getty Images)
日本はドミニカにストレート勝ちを収め、リオ五輪出場に王手をかけた。14日撮影(写真:Getty Images)

 5月20日、リオデジャネイロ五輪出場権を懸けたバレーボール女子の世界最終予選兼アジア予選が東京体育館で行われ、世界ランキング5位の日本は同7位のドミニカをセットカウント3-0(25-22、25-16、27-25)で下し、五輪出場に王手をかけた。

 18日のタイ戦では、最終セットの8連続ポイントという劇的な展開で大逆転勝利を掴み取った日本。世界ランク7位ながらここまで全敗のドミニカとの一戦では、立ち上がりから優位に試合を進め、第1セットを25-22で奪取すると、第2セットはさらに差を広げ25-16で制する。

 第3セットは終盤ドミニカの粘りに遭いセットポイントを握られる場面もあったが、デュースの末に最後は主将・木村沙織のスパイクが決まり、ストレート勝ち。通算成績を4勝1敗とし、五輪出場権獲得圏内の4位の座を守った。

 8か国が参加している今予選では、アジア勢(日本、韓国、タイ、カザフスタン)の中で最上位に入るか、そのチームを除いた全体の3位以内に入ることが五輪出場権獲得の条件となる。

 日本の次戦は21日に予定されており、世界ランキング8位のイタリアと対戦。勝てば自力での予選突破が決まるほか、同日に5位のタイと6位ペルーがともに敗れれた場合も、4大会連続の五輪出場が決まる。