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不思議な“手倉森ジャパン”、リオ五輪へ期待を抱かせる快勝劇

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デビュー戦でゴールを決めた富樫。(撮影・六川則夫)

デビュー戦でゴールを決めた富樫。(撮影・六川則夫)

 ガーナ代表を迎えての『九州 熊本震災復興支援チャリティマッチ』が5月11日に佐賀のベストアメニティスタジアムで開催され、U-23日本代表が前半に上げた3ゴールから3-0で快勝した。立ち上がりから高い位置でのプレスでガーナの攻撃を封じた日本は、11分にMF矢島(岡山)が技ありのゴールを決めると、15分にも矢島が右DF伊東(鹿島)のクロスをボレーでねじ込んで追加点。さらに30分には公式戦デビューとなったFW富樫(横浜FM)が3点目を奪って試合を決めた。

 前日の公式会見で手倉森監督は「タフなゲームを強いられるだろう。球際の強さと身体能力の高さを選手は体感して欲しい」とアフリカ勢特有のフィジカルを警戒しつつ、対戦を楽しみにしていた。しかし試合が始まると、身体能力の高さも屈強なフィジカルも影を潜めたまま。国内リーグの若手主体のチーム編成で、スタメンの平均年齢も21.3歳と若いチームだけに、まだ発展途上のチームなのだ。さらに国内リーグは終了したばかり。疲労の蓄積もあっただろう。彼らの戦いを不甲斐ないと責めるよりも、余震の続く九州まで試合に来てくれたことを感謝すべきだろう。

 そして“手倉森ジャパン”である。なんとも不思議なチームだ。1月のリオ五輪アジア最終予選は出場権の獲得を危惧されながらも、「反骨真」(手倉森監督)から、出場権を獲得しただけでなくアジアのチャンピオンになった。そして今回のチャリティマッチでは「被災地の希望になろう」と選手を鼓舞し、「その思いをピッチで表現できれば選手としてだけでなく、人としても成長できる。期待の薄かった世代が色んなことを成し遂げられるようになった」と評価していた。


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