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これで無料?! クオリティの高さに驚き 今、フリーペーパーがおもしろい

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南文枝dot.
縄文コレクションにエクストリーム碁、とクオリティが高すぎる最近のフリーペーパー

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僧侶たちの生き様や仏教の奥深さをテーマにしたフリーペーパー「フリースタイルな僧侶たちのフリーマガジン」

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クオリティの高さの秘密とは……?(ONLY FREE PAPER ヒガコプレイス店、同店提供)

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 お坊さんはなぜスクーターに乗っているの? お坊さんって、足しびれないの? そんな気になるお坊さんへの疑問に答えてくれる、宗派を超えた若手僧侶たちでつくるフリーペーパー「フリースタイルな僧侶たちのフリーマガジン」(京都市)。

 僧侶や仏教の教えをテーマにした同誌は、一般人の素朴な疑問に答えるだけでなく、歌う僧侶、落語をする僧侶、紙芝居や人形劇をする僧侶といったフリーな僧侶たちが登場、その得意分野を生かした布教への取り組みや仏教の教えについてどう考えているのかがなどが取り上げられている。大学で漫画を学んだ僧侶が描いた仏教漫画まである。

 2009年8月に創刊し、隔月でこれまでに37号を発行。お坊さんたちの手によるフリーペーパーは珍しがられて反響を呼び、発行部数は現在、創刊時から10倍の1万5000部にまで成長。特集内容によっては残部がなくなり、追加発注がかかる号もあるという。

 駅やカフェなどで、無料で入手できるフリーペーパー(フリーマガジン)が注目を集めている。ひと昔前はお店情報やクーポンが主流だったが、ジャンルを細分化した「読み物」としてさらなる進化を続けているのだ。

 なぜお坊さんたちがフリーペーパーを作ろうと考えたのか。“お寺離れ”が進んでいると言われる昨今、前代表で浄土宗の僧侶、池口龍法さんが「どうすれば一般の人たちに仏教を手にしてもらえるだろうか」と考えたことがきっかけだという。

 同誌は、僧侶だけでなく、研究者やライター、会社員など約20人が中心となり、編集作業を行っている。それと並行して、アラサー僧侶とゆるーく話す会や、「食」や「お金」について仏教とキリスト教の見方の違いを紹介する座談会など、多彩なイベントにも取り組む。

 15年4月から二代目の代表を務める浄土真宗の僧侶、若林唯人さん(33)によると、編集部には「お坊さんを身近に感じた」などの声が寄せられているという。それに伴い、「じゃあ仏教って何なんですか」という次の段階を求める声も上がっているため、若林さんは「今後は、仏教に親しみを感じるだけでなく、仏教の教えにより深くスポットを当てた特集にシフトしていきたい」と話す。


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