ところで、なぜおにぎりなのか。ポイントは、「冷めたお米」にある。お米が冷めると発生するデンプン「レジスタントスターチ」は、エネルギーになりにくく、腸内環境を整えられるため、便通の改善や肥満、生活習慣病の予防につながるという。

 そして、おにぎりは粒状のためゆっくりと消化吸収され、太りにくい。この方法を紹介したダイエット情報発信サイト「microdiet.net」(マイクロダイエット・ネット、サニーヘルス運営)の広報担当者は、「お米はあえて避けるものではない」と力説する。お米にはミネラルやビタミンB群、食物繊維といった栄養素がバランスよく含まれているからだ。。

 他にも、1週間のうち1日だけ3食をスムージーにするだけという、アメリカ発の「オーバーナイトダイエット」というのもある。スムージーにプロテインパウダーなどを入れることで筋肉を発達させ、脂肪が燃焼しやすい体をつくるというものだ。

 スムージーを作る際には、プロテインパウダーまたはギリシャヨーグルト(無脂肪のもの)に、スキムミルクやココナッツミルク、無糖のフルーツジュースのどれかを入れることが鉄則で、果物は2種類まで、野菜は3種類まで加えても良いそうだ。

このダイエットの良い点は、1週間のうちたった1日だけ3食スムージーにすれば、あとの6日間は、基本的に好きなものを食べても大丈夫なこと。肉や魚、ヨーグルトなどを取り、筋肉を発達させれば、寝ていてもカロリーを多く消費できる、夢のような体になれるとも?!

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