バックハンドでショットを放つ錦織圭(c)朝日新聞社 @@写禁
バックハンドでショットを放つ錦織圭(c)朝日新聞社 @@写禁

 テニスの全豪オープンは25日、第4回戦が行われ、錦織圭(世界ランキング5位)が、スペインのダビド・フェレール(同10位)を6‐3、6‐3、6‐3のストレートで破り、ベスト8進出を決めた。

 女子の試合が長引き、試合開始は予定より約2時間も遅れた。その影響も心配されたが、錦織にはまったく関係なかった。今大会初めてのセンターコートで錦織が躍動する。

 第1セットは、錦織のサービスエースが要所で決まる。サーブの速度は、今大会最速となる時速200キロを記録するなど、終始フェレールを圧倒。このセットを6-3で取った。
 
 第2セット、錦織はファーストサーブが入らずに苦んだが、勝負どころでライン際に決まるショットやスピンのかかったショットを放ち、6‐3で取る。

 そして、第3セット。勢いに乗った錦織は、フェレールを寄せ付けず、6‐3でこのセットを取り、圧巻のストレート勝ちを収めた。

 準々決勝は、昨年の大会を制したスイスのスタン・ワウリンカ(同4位)と対戦する。