アロマでリラックス(イメージ)
アロマでリラックス(イメージ)

 グレープフルーツのフレッシュな香りに、気分がシャキッとした経験はありませんか?他にもハーブやスパイスの香りで、いい気分になったり、食欲がわいてきたり…。 実はこれらは、植物が持っている自然の力によるものです。植物の香りを、心や体が健やかであるように利用するのが、「アロマテラピー」。アロマテラピーはアロマ(Aroma・芳香)とテラピー(Therapy・療法)を合わせた造語で、日本では「芳香療法」と訳されることもあります。

 アロマの楽しみ方としては、バスオイルやマッサージオイルとして利用したり、アロマオイルを含んだ蒸気を吸入したりと、その楽しみ方はいろいろとあります。より手軽に楽しみたい方には、精油をブレンドしてペンダントとして身につければ、その香りを継続的に嗅ぐことで、精油の持つアロマテラピーの効果を得ることができます。例えば、「最近、もの忘れが多くなったな……」という人には、レモン1滴×ローズマリー1滴をブレンドすればOK。あとはペンダントを首から下げるだけというのがラクチン。その他にも、「ぐっすり眠りたい」場合にはカモミール・ローマン1滴とラベンダー1滴をブレンド。さらに「集中力をアップしたい」場合はペパーミント1滴とローズマリー1滴をブレンドするなど、ブレンド次第でアロマテラピーの効能が広がります。

 お風呂に入ったり、専用の用具を購入したりせずとも、手軽なアロマテラピー入門方法として試してみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
『つけるだけ! アロマテラピーBOOK』(英国IFA・ITEC認定アロマセラピスト塩屋紹子監修、朝日新聞出版刊)
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=16407