激戦の高級コンパクトカー市場、好調レクサスの切り札は「女性の力」

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 高級輸入車が好調だ。2013年の輸入車の年間販売台数は前年比16.1%増加し、28万540台を売り上げた。登録車に占める比率は8.6%と過去最高を記録。その輸入車市場のけん引役となっているのが高級コンパクトカーだ。代表的な車種としては、後輪駆動を採用したスポーティーな走りが特徴のBMW「1シリーズ」、同市場の先駆けとして知られ、上質な走りで高い人気を誇るアウディ「A3」などだ。

 「A3」は、昨年9月に約10年ぶりのフルモデルチェンジを果たした。同車は走行モードを切り替えることができ、スポーティーな走行と快適性を兼ね備えた「オート」など5つのモードから自分好みの走行にアレンジができることが魅力。さらに今回導入した「アウディコネクト」は、「Wi-Fi(公衆無線LAN)」を搭載したことで、ニュースや天気予報などリアルタイムの情報が手に入る新世代の情報システムだ。

 対する国産車。トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」も好調だ。2013年の世界販売台数が、過去最高の52万台に達したという。中でも今年1月、マイナーチェンジを果たした「レクサスCT200h」は、1月16日の発表以降1ヶ月時点で当初の予想を上回る6倍の約4000台を売り上げ、その勢いは今も続いている。開発を指揮したのは、男性的な印象の強い車業界の中では珍しい女性エンジニアの加古慈(かこちか)さんだ。

 「レクサスCT200h」は、ハイブリッドとレクサスの高級感を併せ持ち、小気味よいハンドリング、スポーティーな走りに定評があるコンパクトカー。今回のマイナーチェンジでは、「それをさらにブラッシュアップ。操縦の安定性を維持しながら、乗り心地も良いという相反する属性をより高い次元で両立させました。さらに外観もスピンドルグリルを採用したことで、よりスポーティーな印象になった」と語る。

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