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やらなくてもいい仕事が「8割」。管理職はその「忙しさ」を見直せ

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 「失われた20年」の間に、日本の企業は新規採用を抑制してきた。その結果、職場の人員は不足し、いまや多くのビジネスマンが、「忙しすぎる」ことに悩んでいる。とりわけ新米管理職は、プレイングマネジャーとしての役割を求められることが多く、その「忙しさ」は並大抵ではない。

 『そうか、君は課長になったのか。』などで知られる佐々木常夫さんが、このほど上梓した新刊『メンターBOOKS 課長ビギナーのFAQ』のなかで、「忙しさ」への対処の仕方を語っている。

 佐々木さんによれば、「忙しさ」の解消法は、「2割の重要な仕事に注力すること」。

 「その人の仕事の成果の8割は、全体の2割の重要な仕事が生んでいる。たとえ残り8割を捨てたとしても、この2割の重要な仕事に集中すれば、すべての仕事を中途半端に実行するより、効率よく成果を挙げることができるのです」と佐々木さんは言う。
 
 つまり、成果に繋がらない8割の仕事については、「やらない」か、どうしてもやらざるを得ないものについては「完成度を落としてあえて拙速に済ませる」ことだ、と。

 そもそも、仕事量が多すぎる場合、いくら残業しても積み残しは出る。そうだとすると、自分の仕事の全貌を把握し、優先順位をつけ、自分自身に締め切りを設定して、重要な2割の仕事を完成するよう努力したほうがいい。

 また、「自分らしいマネジメント」を模索して時間がかかっているという人には、佐々木さんは「プアなイノベーションを目指すより、優れた仕事の模倣を」とアドバイスする。

 何もないところから手探りで仕事を始めるより、先輩たちの仕事をまねてアップデートするほうがずっと早く結論にたどり着ける。それを繰り返していくうちに、イノベーションは生まれるのだ、と。

 管理職にステップアップした喜びも束の間、忙しさに引きずられ、成果も上がらないと悩む新米管理職。こんな風に割り切ることで、仕事はグッとやりやすくなるのでは。


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