女性向け風俗は本当に「商売」として成り立つのか (2/6) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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女性向け風俗は本当に「商売」として成り立つのか

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有山千春ダイヤモンド・オンライン
※写真はイメージです

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「仕事柄、若い男性と接する機会が多く、彼らの一番の悩みが、『女性に比べて、短期間で高額を稼げる副業が少ない』ことでした。それをなんとかできないかと考えていたところ、ここ最近、女性用風俗が増えていることが頭をよぎり、『若い男性の高額副業の場として、自分が女性用風俗を作ればよいのではないか』と思い、オープンに至りました」

 まずは、高額副業を欲している男性を人づてに紹介してもらうことから始まった。ただし、誰でも採用するわけではない。

 最も重要な採用基準は、「真面目で、誠実であること」だという。

「見るところは容姿だけではありません。面接していて、しゃべり方に誠実さがなかったり、僕と目を合わせなかったり、接客業に不向きそうな男性は、たとえイケメンでも採用しません」

 むしろ、容姿に自信がない男性であっても、誠実そうな人ならば、今井さんは積極的に採用している。

「“十人十色”という言葉があるように、女性の好みのタイプも多種多様。すべての女性が、シュッとしたイケメンが好きなわけではないですからね。興味があって面接に来て、『でも、容姿に自信がないから……』と躊躇(ちゅうちょ)する男性には、『あなたの顔が好みだという女性もいると思うから、引け目に感じる必要はない』と伝えています」

 あわせて「お客様に不快な思いをさせないこと」など、細かなルールに目を通してもらい、承諾書にサインをもらう。密室で男女が肌を合わせる仕事だから、とにかくルールは厳しくする必要がある。実際に、ルールを厳しくすることで、客だけではなくキャストをトラブル等から守ることにもなるという。

●女性専用風俗に登録した男性キャストの志望動機

 そうした採用基準をクリアし、登録にいたったキャストのShunさん(40代)は、本業は歴23年のベテランAV男優。20年前、AV男優になる前に男性週刊誌で組まれていた女性用風俗店の記事を読み、「こういう店があるんだ」と、飛び込みで求人電話をかけたことが、女性専用風俗との出合いだった。

「当時は今よりもっとアンダーグラウンドな世界でした」(Shunさん)

 また、「知人の紹介でこの店を知った」と話す福士蒼汰似のShuさん(20歳)は、勤務するにあたり当初は自身の年齢をネックに感じていた。

「お客様的に、20歳の僕なんかでいいのかなと。男性用風俗店には1度だけ行ったことがありますが、そのときに『ここまで真摯(しんし)にサービスしてくれるのか』と実感し、僕にこれができるのかな、と心配でしたね」(Shuさん)


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