たとえば、小売業で一昨年と昨年の実績を比較するとき。

 原価の高騰の影響もあってそもそも売る製品の平均単価がまったく異なる場合、単純に一昨年と昨年の実績を比較することにあまり意味はないでしょう。

 このような場合でも、その価格上昇率を除去するなど操作を加え、同じ土俵に乗せて評価するはずです。

 することは、先ほどの買い物の話とまったく同じですね。

 ビジネスで正しい評価ができる人は、おそらくオフのときでも正しい評価で賢い選択をしているはず。

 優秀なビジネスパーソンであるあなただからこそ、普段のビジネスシーンで何気なく使う数的思考をオフのときにも使いたいものです。