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第1242回 ほほえましい2匹の散歩

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 私の家には2匹の犬がいますが、そのうちの一匹はミニチュアダックスのミルク(写真手前、雌、3歳、通称クーちゃん)です。

 孫2人のおねだりで3年前に購入しましたが、孫はおねだりした割には世話はあまりしません。学校から帰ると「クーちゃん、チョー可愛い!」なんて言って抱っこしたり、ソファでじゃれたりするのが主です。

 犬の世話はほとんど私と妻と娘の3人の役目です。クーちゃんの住まいは洋間の一角にある犬小屋ですが、自由に遊ばせます。

 トイレはマットを敷いてさせますが、時々微妙に外し、その処理は私と妻がして、孫たちは見て見ぬふりです。クーちゃんはバツの悪そうな顔をするので怒る気にはなりません。

 家族が外出先から帰ると、門の開く音を聞いただけで、鼻を鳴らして「お帰りなさい」と優しく出迎えてくれます。しかし、来客があると誰彼構わず吠えまくり、番犬には最適です。

 でも騒がしすぎて、ついつい怒ってしまうこともあり、後で「クーちゃんごめんね」となだめます。

 もう一匹の大型犬クララ(写真奥)は庭の一角の犬小屋で飼っていますが、14歳のおばあちゃんです。ラブラドル系で性格がおとなしく、来客があっても優しく迎えてくれます。

 散歩は主に妻がクーちゃんで私がクララの担当です。どちらかが忙しい時は一人で2匹を同時に散歩させますが、両者の歩くペースが合わず、2匹をひもでつなぐとクーちゃんがクララを引っ張ります。

 クーちゃんが「おばあちゃん、早く行こうよ」と話しかけ、クララが「わしはもう年じゃ。わしのペースに合わせてよ」という会話が聞こえてきそうな、何ともほほえましい光景を見ながら、2匹との散歩を楽しんでいます。

(蔵田裕弥さん 愛知県/75歳/無職)

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(更新 2017/9/14 )


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