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昨年の10月、エクアドルから敢えて海沿いの幹線道路ではなく山あいの細道に沿って行き、国境の小さな川にかかる橋を徒歩で渡って、ペルー北部に入った。この辺りは首都リマから離れ、山道も険しい。しかし、インカ以前から独自の文化が栄え、高山に建設された要塞が遺跡として静かに座し、その周辺の断崖絶壁にはモアイ像に似た人型の棺が安置されていて、大変神秘的だ。また、最後のインカ皇帝も愛用していた温泉が、今でも使われているという。それらの古代遺跡を訪ねてみようと思い、急峻な山間を地元の人たちと一緒におんぼろバスに揺られて移動し、途中の村に滞在した。
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