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『髑髏城の七人』配券トラブルのお詫び

文・中島かずき

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 今回の『髑髏城の七人』大阪公演におきまして、配券トラブルでご迷惑をおかけした皆様には深くお詫び申し上げます。
 8月7日の初日、僕も客席にいました。
 開演時間がおしてしまい気が気ではありませんでした。あれほど開演まで長く感じたことはありません。
 関係者である僕ですらそうなのですから、何も知らない普通のお客さん達の気持ちを考えると、申し訳ない気持ちで一杯です。
 今後はこのようなことがないように、スタッフも厳重に対処します。
 楽しみにしているみなさんにご心配ご迷惑をおかけしたことを、担当者に変わりまして改めてお詫び申し上げます。

 考えていなかったような事態の中で、『髑髏城の七人』の幕は開きました。
 配券トラブルのせいで開演がおしたので、裏のキャスト・舞台スタッフ達もじっと待つだけ。初日だったし、きっと緊張していたことでしょう。
 それでも幕が開けば、集中して熱のこもった芝居を見せてくれた彼らにも、そしてこういう状況の中でも、芝居を楽しんでくれたお客さん達には感謝してもしたりないくらいです。
 カーテンコールまでたどりついた時、こんなにホッとした舞台も久しぶりでした。

 初日が終わったあと、小栗旬君を初めとする若いキャスト達もどこか安堵した顔をしていました。
 森山君と早乙女君を除けば、比較的舞台経験の少ない役者達です。仲さんに至っては実質的な初舞台。
 不安だったこともあるでしょう。
 それでも幕を開けることが出来、なんとか最後まで突っ走れた。
 明日以降に向けて大きな自信になったと思います。

 今後のチケットトラブルに関しては、担当者が真摯に対応させてもらうしかありません。
 役者や舞台スタッフは、毎日いい舞台を観てもらえるよう努力していきます。
 これからまだまだ変化していく可能性を秘めた作品だと思います。
 今後とも宜しくお願いします。


(更新 2011/8/12 )


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プロフィール

中島 かずき(なかしま・かずき)

 劇作家、脚本家。福岡県出身。1985年より劇団☆新感線の座付き作家に。「阿修羅城の瞳」「髑髏城の七人」などの物語性を重視したエンターテイメント時代活劇"いのうえ歌舞伎"を多く生み出す。「アテルイ」で第47回岸田國士戯曲賞受賞。コミック原作や、アニメ「天元突破グレンラガン」(07、09)脚本・シリーズ構成、「仮面ライダーフォーゼ」(11)メイン脚本など幅広く活躍。脚本を手がけた「真田十勇士」(演出:宮田慶子、主演:上川隆也)が8月から上演される

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