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子供の頃、少年マガジンなどの漫画雑誌などでたまに「世界の謎と怪奇特集」といった感じで、世界各地で撮られたといわれる空飛ぶ円盤や、雪男やネッシーなどの写真が載っていました。
面白かったですね。子供心に眉唾だなあと思いながらも、心のどこかで、「宇宙人や未知の怪物がいてくれると楽しいな」と思っていました。
特に空飛ぶ円盤の写真が好きでしたね。
中には明らかに「これは雲だろう」「これは窓ガラスに蛍光灯が写り込んでるんだろう」「これは灰皿二つ重ねただけじゃないか」とかツッコミながらも、それでもスペインで撮られたという、漢字の「王」の文字を横にしたような模様の入った円盤が浮かんでいる写真なんかを見ると、心がザワザワしてたまりませんでした。
空中に本来あり得ない物が浮かんでいるというのに、弱いのかもしれません。『第9地区』なんか、冒頭の古ぼけた巨大UFOが町の上空に鬱陶しそうに浮かんでいるシーンで心が掴まれましたものね。
空飛ぶ円盤がUFOと、未知の怪物がUMAと呼ばれるようになった頃から、自然と、「そういうものはないから」とスタンスを置くようになりました。
まあ、それが成長という奴なのでしょうね。
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