バッド・バニー、ニェンゴ・フロウとのレゲトン・ナンバー「Gato de Noche」を解禁
バッド・バニー、ニェンゴ・フロウとのレゲトン・ナンバー「Gato de Noche」を解禁

 新曲のリリースを予告していたバッド・バニーが、Nengo Flow(ニェンゴ・フロウ)とのコラボ曲「Gato de Noche」を解禁した。このサプライズ・ソングを公開する数時間前に、彼はTikTokで“今年を締めくくる”ための曲とリリースをほのめかしていた。

 ベテラン・ウルバーノ・アーティストのニェンゴが、バッド・バニーを招いた「Gato de Noche」は、すでに相手がいる女性を狙う“チコ・マロ(バッド・ボーイ)”の視点から書かれたハードなレゲトン・トラックになっている。

 プエルトリコ出身のバッド・バニーは、自身のインスタグラム・ストーリーでコラボを発表した際に、同郷のニェンゴについて、“本物の才能”とコメントしている。2人は、2020年4月11日付の米ビルボード・ラテン・ソング・チャート“Hot Latin Songs”で4位を記録した「Safaera」や「Que Malo」など多くのコラボ曲を発表しており、この2曲はバッド・バニーのアルバム『YHLQMDLG』に収録されている。

 「Gato de Noche」は、2022年12月10日付の米ビルボード・ラテン・ソング・チャート“Hot Latin Songs”で3位に初登場したアークエンジェルとのコラボ「La Jumpa」に続く新曲で、バッド・バニーの実りある1年を締めくくる1曲となっている。

 今年、彼は米ビルボードの年間トップ・アーティスト・チャートを初めて制し、『Un Verano Sin Ti』では、“Billboard 200”年間アルバム・チャート首位を獲得した。全編スペイン語のアルバムが年間1位となるのは史上初となる。さらには、【El Ultimo Tour del Mundo】と【The World's Hottest Tour】の2つのツアーで80公演以上を行い、4億3500万ドル(約577億円)の収益を叩き出した。