イディナ・メンゼル、『ウィキッド』映画化に向けてアリアナ・グランデとシンシア・エリヴォに送ったアドバイスとは?
イディナ・メンゼル、『ウィキッド』映画化に向けてアリアナ・グランデとシンシア・エリヴォに送ったアドバイスとは?

 イディナ・メンゼルが、映画版『ウィキッド』で良い魔女グリンダと悪い魔女エルファバを演じることが決まっているアリアナ・グランデとシンシア・エリヴォに送ったアドバイスについて明かした。

 ブロードウェイ版でエルファバ役を演じたイディナは、米E!ニュースに対し、「常に念頭に置いて欲しいのは、愛されたいと願う一人の女性が根底にあることです」と語り、「彼女には信じられないようなパワーがあり、それを生かしながら、世の中に放出していく方法を見つけなければならないのです」と続けた。

 さらにイディナは、「自分たちを観ている若い女性や男性、人々のことを考えながら、人とは違っても美しいということ、それを誇りに思うこと」が大切だと2人に伝えたそうだ。

 とはいえ彼女は、アリアナとシンシアは“非常に才能がある”ため、“自分(のアドバイス)は必要ではないだろう”と付け加えている。「私はただ、“うまくいかない日があって、物語の原点に戻りたいと思ったら、いつでも話し相手になるよ。それだけ”と伝えました」と説明した。

 スティーブン・シュワルツによる同名のブロードウェイ・ミュージカルを原作とする映画版『ウィキッド』では、アリアナとシンシアが演じる敵から親友になった2人の魔女の物語が描かれている。このプロジェクトは2部作として上映予定で、1部は2024年12月に全米公開される予定だ。

 先月、アリアナは、グリンダの役作りとしてブロンドに髪を染めた姿をインスタグラムで公開していた。