米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”60周年記念 チャートイン楽曲オールタイムTOP100 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”60周年記念 チャートイン楽曲オールタイムTOP100

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米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”60周年記念 チャートイン楽曲オールタイムTOP100

米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”60周年記念 チャートイン楽曲オールタイムTOP100


 米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”が今週で60周年を迎える。1958年8月4日にスタートしたHot 100は、ポップ・ミュージックの人気を測定する新たな指標となり、60年経った今も全米における不動の楽曲ランキングだ。ジュークボックスからストリーミングへ、年月を経てヒットの定義は変化したものの、Hot 100にチャートインすること、さらには1位を獲得することは、当時のリッキー・ネルソンから現代のドレイクまで、アーティストにとって一つの基準であり続けている。

 60周年を記念し、“Hot 100”にチャートインした楽曲のオールタイムTOP100ランキングを算出した。期間は1958年8月4日~2018年7月21日で、No.1が最大値となる逆ポイント・システムを採用し、時代とともに算出方法が変化しているため、チャートにおけるターンオーバー比率を考慮し時代ごとに調整した。

 コメントは、トニ・ブラクストンの「アン-ブレイク・マイ・ハート」やエアロスミスの「ミス・ア・シング」など、数々の大ヒット曲を手がけたソングライター、ダイアン・ウォーレンと、ブルーノ・マーズとの大ヒットコラボ「アップタウン・ファンク」で知られるマーク・ロンソン。明記されていない箇所は米ビルボードのチャート・チーム・メンバーであるGary Trust (ゲイリー・トラスト)、Xander Zellner (ザンダー・ゼルナー)、Trevor Anderson (トレヴァー・アンダーソン)が担当した。


◎米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100” 60周年記念オールタイムTOP100

1位 「The Twist」Chubby Checker (1960)

 米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”において、別のリリース・サイクルで2回No. 1を獲得した唯一の楽曲(1960年に1週、1962年に2週)。若者の間で楽曲と“ツイスト”ダンスがブームになった後、上の年齢層が曲とダンスの存在を知り再び人気に火がついた。

2位 「Smooth」Santana feat. Rob Thomas (1999)
3位 「Mack the Knife」Bobby Darin (1959)

ウォーレン:あの永遠にクールな感じが大好き。懐かしさもある。母や姉たちがかけていたような曲の数々を思い出す。最近(曲を)書いていた時も、「2018年の“Mack the Knife”は何だろう?」って思っていたところだった。

4位 「Uptown Funk!」Mark Ronson feat. Bruno Mars (2015)
5位 「How Do I Live」Leann Rimes (1997)
6位 「Party Rock Anthem」LMFAO feat. Lauren Bennett & GoonRock (2011)
7位 「I Gotta Feeling」The Black Eyed Peas (2009)
8位 「Macarena (Bayside Boys Mix)」Los Del Rio (1996)
9位 「Shape of You」Ed Sheehan (2017)

 エド・シーランにとって初の“Hot 100”No.1ソング。2017年に12週1位に君臨した他、TOP10に33週とどまるなど、記録的なヒットとなった。33週はザ・チェインスモーカーズの「クローサーfeat.ホールジー」とリアン・ライムスの「ハウ・ドゥ・アイ・リヴ」より1週多い。

10位 「Physical」Olivia Newton-John (1981)
11位 「You Light Up My Life」Debby Boone (1977)
12位 「Hey Jude」The Beatles (1968)
13位 「Closer」The Chainsmokers feat. Halsey (2016)
14位 「We Belong Together」Mariah Carey (2005)
15位 「Un-Break My Heart」Toni Braxton (1996)
16位 「Yeah!」Usher feat. Lil Jon & Ludacris (2004)

 2004年はR&Bとヒップホップが紛れもなく優勢で、「Yeah!」は当時の最先端サウンドを完璧に捉え、1位を12週獲得した。この年の“Hot 100”No.1は全てPOC、つまり白人ではないアーティストが占めたことからも、真のMVPはR&Bとヒップホップだったと言えるだろう。

17位 「Bette Davis Eyes」Kim Carnes (1981)
18位 「Endless Love」Diana Ross & Lionel Richie (1981)
19位 「Tonight’s the Night (Gonna Be Alright)」Rod Stewart (1976)
20位 「You Were Meant for Me/Foolish Games」Jewel (1997)
21位 「(Everything I Do) I Do It for You」Bryan Adams (1991)
22位 「I’ll Make Love to You」Boyz II Men (1994)
23位 「The Theme From “A Summer Place”」Percy Faith & His Orchestra (1960)
24位 「Le Freak」Chic (1978)
25位 「How Deep Is Your Love」Bee Gees (1977)

 サウンドトラック・アルバム『サタデー・ナイト・フィーバー』からの1stシングルだった「愛はきらめきの中に」は、「ステイン・アライブ」や「恋のナイト・フィーバー」とともに全米チャートNo.1ヒットとなった。

ウォーレン:ビージーズはポップ・ミュージック史上トップクラスのソングライターで、これはそんな彼らの曲の中でも特にいい。

26位 「Eye of the Tiger」Survivor (1982)
27位 「We Found Love」Rihanna feat. Calvin Harris (2011)
28位 「Low」Flo Rida feat. T-Pain (2008)
29位 「Just Want to Be Your Everything」Andy Gibb (1977)
30位 「Too Close」Next (1998)
31位 「Every Breath You Take」The Police (1983)

ウォーレン:すっかりウェディング・ソングになってしまったけれど、本当はストーカーの歌なのよ(笑)!ロマンティックに思えても、誰かが窓から覗き込んでいる様子かもしれない!その破壊的な感じが好き。しかもパフ・ダディをカウントしたら(「I’ll Be Missing You feat.フェイス・エヴァンス&112」)かなり長生きだし。この二つを一緒にしたらこのランキングで1位になるでしょう。[米ビルボード:これは事実。]

32位 「Somebody That I Used to Know」Gotye feat. Kimbra (2012)
33位 「Despacito」Luis Fonsi & Daddy Yankee feat. Justin Bieber (2017)
34位 「Flashdance… What a Feeling」Irene Cara (1983)
35位 「Rolling in the Deep」Adele (2011)
36位 「Tossin’ and Turnin’」Bobby Lewis (1961)
37位 「The Battle of New Orleans」Johnny Horton (1959)
38位 「One Sweet Day」Mariah Carey & Boyz II Men (1995)
39位 「Truly Madly Deeply」Savage Garden (1998)
40位 「Silly Love Songs」Wings (1976)
41位 「Let’s Get It On」Marvin Gaye (1973)
42位 「Night Fever」Bee Gees (1978)
43位 「Another One Bites the Dust」Queen (1980)
44位 「Say Say Say」Paul McCartney & Michael Jackson (1983)
45位 「How You Remind Me」Nickelback (2001)
46位 「Tie a Yellow Ribbon Round the Ole Oak Tree」Dawn feat. Tony Orlando (1973)
47位 「It’s All in the Game」Tommy Edwards (1958)
48位 「I Want to Hold Your Hand」The Beatles (1964)

 ザ・ビートルズはこのシングルで米国に上陸し、同曲を筆頭に“Hot 100”No.1を史上最高の20回獲得した。「抱きしめたい/I Want To Hold Your Hand」は1位に7週君臨し、キャピトル・レコード所属アーティストとして最も長くNo.1を記録したデビュー曲となった。44年後にケイティ・ペリーが「キス・ア・ガール」でこの記録に並んだ。

49位 「Shadow Dancing」Andy Gibb (1978)
50位 「Call Me Maybe」Carly Rae Jepsen (2012)
51位 「Blurred Lines」Robin Thicke feat. T.I. + Pharrell (2013)
52位 「Candle in the Wind/Something About the Way You Look Tonight」Elton John (1997)
53位 「No One」Alicia Keys (2007)
54位 「I Will Always Love You」Whitney Houston (1992)
55位 「End of the Road」Boyz II Men (1992)
56位 「Boom Boom Pow」The Black Eyed Peas (2009)

 何週間も連続でNo.1にとどまるアーティストはいるものの、この年のブラック・アイド・ピーズの記録はいまだに破られていない。「ブン・ブン・パウ」で12週、「I Gotta Feeling」で14週、計26週連続でNo.1に君臨し続けた。

57位 「Call Me」Blondie (1980)
58位 「Let Me Love You」Mario (2005)
59位 「Stayin’ Alive」Bee Gees (1978)
60位 「Lady」Kenny Rogers (1980)
61位 「TiK ToK」KeSha (2010)
62位 「I’m a Believer」The Monkees (1966)
63位 「Gold Digger」Kanye West feat. Jamie Foxx (2005)
64位 「Apologize」Timbaland feat. OneRepublic (2007)
65位 「The Sign」Ace of Base (1994)
66位 「Centerfold」The J. Geils Band (1982)
67位 「All About That Bass」Meghan Trainor (2014)
68位 「(Just Like) Starting Over」John Lennon (1980)
69位 「Royals」Lorde (2013)

ロンソン:最初に聴くと少し怖い、ちょっと不吉で陰気な感じで。スケールが大きいのにクールでダーク。そしていかにもヒットしそうなサウンドだ。音楽を作っている者として、そういう時にいつも一番ジェラシーを感じる。

70位 「The Boy Is Mine」Brandy & Monica (1998)
71位 「Because I Love You (The Postman Song)」Stevie B (1990)
72位 「I Love Rock ’N’ Roll」Joan Jett & the Blackhearts (1982)
73位 「Aquarius/Let the Sunshine In」The 5th Dimension (1969)
74位 「Whoomp! (There It Is)」Tag Team (1993)

 実はこの曲、UB40の「好きにならずにいられない/Can’t Help Falling in Love」とマライア・キャリーの「Dreamlover」に阻まれて一度もNo.1になっていない。だが7週連続で2位をキープしたことでこのランキングに食い込んだ。また、「Addams Family (Whoomp!)」と「Whoomp (There It Went)」という別ヴァージョンもチャートインしている。

75位 「Moves Like Jagger」Maroon 5 feat. Christina Aguilera (2011)
76位 「Ebony and Ivory」Paul McCartney & Stevie Wonder (1982)
77位 「Rush Rush」Paula Abdul (1991)
78位 「That’s What Friends Are For」Dionne & Friends (1986)
79位 「Happy」Pharrell Williams (2014)
80位 「Upside Down」Diana Ross (1980)

ロンソン:すごくタフなサウンドの楽曲だよね、いかにもナイル・ロジャースとバーナード・エドワーズがプロデュースしたって感じの。でもクラブ・トラックみたいなんだ。DJとして僕はこの曲を2,300万回はかけてるだろうね。今でもみんな夢中になるんだよ。「I’m Coming Out」よりもね。

81位 「Sugar, Sugar」The Archies (1969)
82位 「Just the Way You Are」Bruno Mars (2010)
83位 「Dilemma」Nelly feat. Kelly Rowland (2002)
84位 「I Heard It Through the Grapevine」Marvin Gaye (1968)
85位 「You’re Still the One」Shania Twain (1998)
86位 「Billie Jean」Michael Jackson (1983)
87位 「Hot Stuff」Donna Summer (1979)
88位 「Rockstar」Post Malone feat. 21 Savage (2017)
89位 「Gangsta’s Paradise」Coolio feat. L.V. (1995)
90位 「Abracadabra」The Steve Miller Band (1982)
91位 「Perfect」Ed Sheeran (2017)
92位 「You’re So Vain」Carly Simon (1973)
93位 「Play That Funky Music」Wild Cherry (1976)
94位 「Say You, Say Me」 Lionel Richie (1985)
95位 「My Sharona」The Knack (1979)

ロンソン:全てが調和してこの伝説的なリフが生まれている。このクレイジーなギターのトーンとかすごくこもったドラムとか、温かみのある70年代のサウンドの流れからだとものすごく目立ったんだ。一発屋の最高傑作の一つだよね。

96位 「All Night Long (All Night)」Lionel Richie (1983)
97位 「Nothing Compares 2 U」SinEad O’Connor (1990)

ウォーレン:全てにおいてポップスの完成形。私は大抵の場合その曲を書いたアーティストのヴァージョンの方が好きなんだけれど、これに関しては彼女が(故プリンスを)超えている。要はあのパフォーマンス、あの言葉、あのメロディが何を感じさせるかってこと。余計なものは一切いらないのよ。

98位 「I Swear」All-4-One (1994)
99位 「Family Affair」Mary J. Blige (2001)
100位 「Waiting for a Girl Like You」Foreigner (1981)

 この曲も1位にはなっておらず、2位を10週キープし、ミッシー・エリオットの「Work It」(2002~2003)とともに2位の最長記録となっている。

ロンソン:[共作したフォリナーのミック・ジョーンズはロンソンの継父]僕の母親のために書いた曲だって言おうとするんだけど、彼女は、「何言ってるの、私たちが出会う3年前にリリースされてるじゃない」って言うんだ(笑)。


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