奥田民生、PUFFY、レキシら登場 50歳を迎えさらにエンジン加速!FM802 DJ中島ヒロト生誕50周年記念イベント 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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奥田民生、PUFFY、レキシら登場 50歳を迎えさらにエンジン加速!FM802 DJ中島ヒロト生誕50周年記念イベント

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奥田民生、PUFFY、レキシら登場 50歳を迎えさらにエンジン加速!FM802 DJ中島ヒロト生誕50周年記念イベント

奥田民生、PUFFY、レキシら登場 50歳を迎えさらにエンジン加速!FM802 DJ中島ヒロト生誕50周年記念イベント


 5月23日、大阪・なんばHatchにて大阪のラジオ局・FM802 DJとして活躍する中島ヒロト(以下ヒロト)の50歳の誕生日を祝うライブイベント【THE NAKAJIMA HIROTO SHOW 802 LIVE MASTERS -Birthday Special-】が開催された。出演はレキシ、怒髪天、日高央、KREVA、YO-KING、キュウソネコカミ、岡崎体育、奥田民生、スキマスイッチ、ザ・ライターズ(スキマ×フラカン)、PUFFYと世代を越えた豪華な顔ぶれが集結。チケットは発売後すぐにソールドアウト!会場にはたくさんの番組ファンが集まり、一夜限りのハッピーで愛溢れる祝宴を大いに満喫した。
イベント写真(全31枚)

 ステージにはラジオブースをそのまま持ち込んだような特設セットがスタンバイされ、この日のライブがより特別なものになる予感を感じさせる。開演と同時に番組でお馴染みのジングルが流れ、ヒロトが登場。直前まで自身のラジオ番組『THE NAKAJIMA HIROTO SHOW 802 RADIO MASTERS』を放送していただけあって、まるで番組公開生放送を観ているような感覚に会場から大きな歓声が起こる。実はこの日のイベント、司会でもある本人は各アーティストの曲順や細かい構成などは知らされていないという。とことんサプライズにこだわった内容であることは本人もすでに気づいているのか、「今日は泣く気満々で来てますんで!」と覚悟を決めているよう。そして、「ここ数年で親しくなり、フィーリングが合う。レキシネームももらいました」とトップバッターに呼びこんだのはレキシ!

 「おめでとうって、何回言われんだろうね」と、"西中島南方熊楠"ことヒロトにさっそくバースデーソングを歌いあげ「狩りから稲作へ」と流れていくかと思いきや、曲中にもヒロトとラジオさながらに話しこんでしまい、ここでいつものごとく持ち時間を大幅に使いすぎてしまう池田。新喜劇さながらのノリツッコミを繰り返し、"ライブじゃないよね"と自らツッコみつつ、"イナホ~♪"を"ヒロト~♪"などリリックをお祝いムードたっぷりに、この日ならではのステージで会場を沸かし、まさかの1曲のみでステージが終了。ライブ直後には特設ラジオブースに池田が登場。互いの印象について語り合い、アットホームな雰囲気で次のステージへと繋ぐ。

 「自分にとってパイセン、ずっとこの人の言うことを聞かないとと思ってしまうほど大好きなバンド」と紹介し、続いて登場したのは怒髪天だ。「酒燃料爆進曲」からど真ん中に突き刺さるロックンロールサウンドで"酒が染みる50の夜♪"とアレンジを効かせ、始まったばかりの祝宴に乾杯の音頭を送る4人。続く「オトナノススメ」ではヒロトも一緒に大はしゃぎで歌い、騒ぎ、踊りまくる。ご機嫌な大人たちが叫ぶ"大人は最高~!"はなんとも爽快だ。ライブ直後には「50歳の重み」という節目となる年齢についてトークを展開。リラックスした姿で和やかに語り合うメンバーの姿から、ヒロトが長年積み上げてきたアーティストとの信頼や愛情が伝わってくる。

 同じく、もうすぐ50歳を迎えるアーティストとして呼びこまれたのが日高央だ。実は今回のイベントが開催されるキッカケになったのがヒロトのラジオ番組に登場したときの日高の発言からだったという。しかもその現場にいた、同じく50歳の関西のイベンター・清水音泉の清水氏がすぐさま話に乗っかったというから、同じ年齢の仲間たちによるチームワークの強さに思わずこちらも嬉しくなる。この日、日高はアコースティックスタイルで「HIT IN THE USA」(BEAT CRUSADERS) 、「STAY PUNK FOREVER」(THE STARBEMS)とご機嫌なパンクロックナンバーで観客を踊らせる。最終曲にはラジオDJのことを詠った曲と、「Wolfman」を披露。アーティストとDJ、役割は違えども音楽の楽しさを伝える2人。ラジオだけでは知ることのできない、互いの信頼度の高さに触れたようで観客からは大きな拍手が送られた。

 「ごめん、私服で来ちゃった♪」とゴージャスなスーツ姿で登場したKREVAは「音色」から色香が漂うような艶っぽいステージングでフロアの空気を瞬時に集中に収めていく。ファンの間ではカラオケで"美声"のワンフレーズを恋人の名前で歌うことを聞き、KREVA自身初となる"ヒロト"の名前に置き換えて歌いあげるプレミアムなシーン(しかもトラックまで作り替えるというこだわり!)に会場からは歓喜の声が溢れる。ラスト曲には「ヒロトさんのリクエストだろうと思って」と「アグレッシ部」を披露。ヒロト自身、KREVAを紹介する際「彼の人となりに支えてもらっている。応援歌をくれる人」と語るほど強い思い入れがある曲。リリースから10年以上経ってなお進化を続ける楽曲は、力強くも繊細で思わず鳥肌が立ってしまう。ヒロトも思わずホロリときたのか、早くも目頭を押さえる姿が見られた。

 「一番長い付き合い、可愛がってもらっている一つ上のパイセン」と紹介を受けて登場したYO-KINGは「サマーヌード」から、一足早くフロアに心踊る夏の気分を届けていく。「真心ブラザーズで来られたら良かったんだけど…ひとりでも歌えちゃったから」と冗談を言いつつ、アコギ一本でしっかりと楽曲の空気を描ききっていく。「誕生日ということで、(これからも)面白いことがずっと言えたら」と「どか~ん」で祝砲を放つと、オーディエンスも一緒にハンズクラップで共に音を作り上げていく。ラストは「Hey! みんな元気かい?」で"50もなかなか素敵だよ ヒロト元気かい?"と、アレンジを加え先輩らしいエールを送る。MCでは初めての出会いや、プライベートでも付き合いがあるという2人の和やかな会話に観客も終始穏やかな表情でステージを魅入っている。

 イベント中盤には、天気や交通情報、最新ニュースのアナウンスがすべて"中島ヒロト"に置き換えられた内容で流され、ラジオ番組発のイベントらしい仕掛けに会場からは大きな笑いが起こった。

 ライブ後半戦、まずは「(ヒロトと)同世代の出演者が多いなか、甥っ子世代の存在」と紹介を受け、キュウソネコカミが登場。1曲目「KMTR645」からレキシの池田も登場し、アドリブ満載のパフォーマンスでフロアを沸かしていく。そしてヒロトからのリクエスト曲「お願いシェンロン」では、彼らのライブではお馴染みの"筋斗雲"がダブルで登場! まさかのヤマサキセイヤとヒロトの2人による観客の頭上での"かめはめ波"にオーディエンスは拍手喝采!子供同然の年齢差のあるキュウソメンバーの無茶ぶりにも応え、50歳にしてクラウドウォーク初体験のヒロトのやや息切れの様子に会場から労いの拍手が起こる。

 さらに若手世代の出演は続き、この日唯一の20代のアーティストとして岡崎体育が登場すると、1曲目「ヒロトさん誕生日おめでとう」と、この日限りのオリジナルソングを披露! ポップでメロディアスなナンバーとヒロトをイジりまくったリリックは"4時間でできた♪"と冗談を言いつつもそのクオリティの高さに観客は早くも一緒になってシンガロングでフロアを一体化させる。フロアをアットホームな雰囲気にしたかと思いきや、「真面目な歌も好きっていうヒロさんのリクエスト」と、「Snack」で多彩な楽曲センスを見せつけオーディエンスの注目を集める。

 「まさか出てくれるとは思わなかった。憧れの大先輩!」と大歓声の中登場したのは奥田民生だ。ロックグラス片手に飄々とした出で立ちでステージに現れるも「さすらい」で一気に会場の空気を変えてしまう。ラフでいて野性味ある歌声、じわりと刺さる詞世界はいくつになっても心揺さぶられてしまう。「エンジン」ではブルージーで渋みの効いた男の魅力を、「風は西から」では肩肘張らない大人のエールを送る。たった3曲のステージとはいえ、男が男に憧れる、その理由が分かるようなライブに会場からは大きな歓声が沸き起こる。MCでは数日前に逝去した、地元の先輩でもある西城秀樹のモノマネを披露するなど、酒を片手に自由気ままに語るなど"らしさ"溢れるステージで祝宴に華を添えた。

 イベントもいよいよ終盤へ。メジャーデビューから付き合いがあるというスキマスイッチが「全力少年」で大いに会場を賑わしたところへ、「全力中年がやってまいりました!」とステージにフラワーカンパニーズのメンバーが登場。同郷の繋がりで名古屋でのイベント限定で結成されたスペシャルユニット"ザ・ライターズ"が祝宴のためにと2度目の結成を迎えることに! 1曲目はバンドセットでの「フィクション」、スキマ×フラカンの良い所取りな、ぐっと渋みを効かせたたくましいロックサウンドで魅せると、続く「深夜高速」では常田真太郎のドラマチックなメロが原曲をより力強く感じさせてくれる。2曲という短いステージながらもその存在感は大きく、会場のテンションの上昇は留まることがないようだ。

 「男ばかりじゃ…お嬢さんを呼びましょうか」と、鈴木圭介がPUFFYを呼び込む。この日のライブはバックバンドをフラワーカンパニーズが務めるという、これまたスペシャルなステージに! 1曲目「涙を探して」はフラワーカンパニーズが提供した楽曲で、「めっちゃ良い曲なんです!」と吉村由美と大貫亜美の2人が大絶賛するもの。PUFFYならではの肩肘張らない歌唱、甘酸っぱくも心癒される詞世界はゆっくりと多幸感いっぱいに満ちていく。鈴木圭介がティンパニーを担当しての「愛のしるし」ではフラカンサウンドにPUFFYならではのゆるさが絶妙にハマる! そして最終曲では「誕生日のワガママ。リクエストでオールキャストで1曲を!」と、ステージに出演者全員が登場し、「アジアの純真」を披露。豪華すぎるメンツでのステージにヒロトはもちろん、会場全員が幸せのおすそ分けをしてもらったような気分で大満足のままステージは終了。

 イベント最後にはヒロトが出演者それぞれへの思い、担当するラジオ番組での苦悩や喜びを語る。そしてDJとしてはもちろん、いつまでもオーディエンスであり、リスナーで居続けたいと音楽に懸ける思いや愛を語り、観客からの大きな拍手が送られるなかイベントの幕が閉じた。

 この日、ヒロトの音楽に懸ける思いが形となり、新しいイベントとして発足することが発表された。9月30日(日)、大阪・服部緑地野外音楽堂にて「第1回 Happy and Fun Music Festival」を開催。気になる出演者など、詳細はFM802の番組内にて随時発表されるとのこと。タイトルのままにHAPPY&FUNな野外パーティーになるに違いない。

 またこの日のイベントに出演したPUFFYは7月14(土)に3年ぶりとなる大阪・ビルボードライブ大阪でのライブも決定している。彼女たちの世界観をより間近で堪能したいなら、ぜひともこの機会を逃さないでほしい。

写真提供:FM802
Text by 黒田奈保子

◎イベント情報
【THE NAKAJIMA HIROTO SHOW 802 LIVE MASTERS -Birthday Special-】
開催日:2018年5月23日(水)※終了
会場:大阪・なんばHatch
出演:岡崎体育/奥田民生/キュウソネコカミ/KREVA/
ザ・ライターズ(フラワーカンパニーズ&スキマスイッチ)/
スキマスイッチ/怒髪天/PUFFY/日高央/YO-KING/レキシ


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