フィル・コリンズ、“何もかも綴る”自叙伝を来年出版へ
フィル・コリンズ、“何もかも綴る”自叙伝を来年出版へ

 元ジェネシスのドラマーで1980年代のアイコン的存在でもあるフィル・コリンズが、自叙伝を出版することが明らかになった。コリンズは「夜の囁き/In the Air Tonight」や「見つめて欲しい/Against All Odds(Take A Look At Me Now)」などのヒット曲で知られ、ポップミュージック界でも最高セールスを誇るアーティストのひとりだ。

 7度のグラミー賞受賞者であるコリンズは10月12日の声明にて、これまで何度も自叙伝を書かないかと求められてきたものの、「相応しい時期だとは思わなかった……今までは」とコメント。自身の人生を「何もかも」綴ると約束している。

 現時点ではまだタイトル未定の同書は、英国ではCentury、米国ではCrown Archetypeより2016年10月に出版される予定とのこと。両社とも世界的に権利を有するベンギン・ランダムハウス所有の出版社だ。

 Crown Archetypeの編集ディレクター、Tricia Boczkowskiは、「実に率直な」この自叙伝は「多くの人が知り得なかったフィル・コリンズ」を明らかにするだろうと話している。