楽天証券アセットビルディング事業部リーダーの増満 彩さん(撮影/小黒冴夏)
「復活時期は早ければ1月」については、頻繁に金融機関を変更していたりすると国税庁側の「名寄せ」に時間がかかり、遅れる可能性も考えられる
投資信託のつみたてなどがまさにそうだが、同じ金融商品を何度も買うと「過去の購入金額の平均×売却口数」で復活金額が決まる
「配当や分配金を再投資すると、新NISAの枠を新たに消費することになる」(金融庁)。なお、分配金を抑制するタイプのインデックス型投資信託(「eMAXIS Slim」シリーズなど)は投資信託の中で組み入れている株の配当金を分配金として出さず、投資信託の中で自動的に再投資してくれているため、通常は自分で再投資する必要がない=新NISAの枠も消費しない