加川さんは震災発生2日後、親戚の消息を求めて海岸へ向かった。その時の光景を描いたのが、第1作「雪に包まれる委被災地」。その後、鎮魂と故郷再生への希望を込めて2作目「南三陸の黄金」を描いた(撮影/桝郷春美)