“奇跡のアラフィフ”としてブレイク中の石田ゆり子(48)の人気がとどまることを知らない。先月発売されたフォトエッセイ『Lily ―日々のカケラ―』(文藝春秋)は発売初日に10万部を突破し、3度目の増刷を経て現在、14万5000部(2月1日時点)を超える大ヒットとなっている。
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「インスタグラムでは飾ることのない自然体な姿を見せ、そのフォロワー数は140万人を誇ります。また『天海祐希・石田ゆり子のスナックあけぼの橋』(フジテレビ系)では、強烈な天然ボケを連発し、SNS上で『ポンコツ』などで呼ばれることも。癒やし系として老若男女を問わず愛される石田ですが、実は小学生のころはジュニアオリンピックに出場したほどの水泳選手だったんです。台湾で暮らしていた中学生のときは、台湾のナショナルチームに所属していたこともあったそうです」(女性誌の編集者)
おっとりとしたイメージのある石田が水泳漬けの日々を送っていた元アスリートだったとは意外だが、そのギャップがまた彼女の魅力へとつながっているのかもしれない。しかし、石田のように学生時代にトップクラスのアスリートだった芸能人は少なくない。
「俳優の綾野剛(36)は、中高時代に陸上の中距離選手として活躍していました。種目は800mで、中学時代は岐阜県大会で優勝、高校時代も県大会で準優勝をしたことがある実力者でした。高校時代は駅伝でも優勝経験があると映画の舞台挨拶で話したこともあります。駅伝マニアとしても有名な綾野ですが、今でも箱根駅伝に出たいという夢を持っているそうです」(スポーツ紙の芸能担当記者)
箱根駅伝といえば、昨年10月期の高視聴率ドラマ「陸王」(TBS系)に出演していた俳優の和田正人(38)も出場経験がある。
「和田は日本大学の陸上部に在籍中、2度箱根駅伝に出場しています。2年生と4年生のときでしたが、いずれも9区を走っています。とくに4年生のときは主将も務め、区間記録5位の好成績で走り切りました。卒業後はNECの陸上部に所属したものの、2003年に廃部。それが俳優への転身をはかるきっかけになったそうです。『ニューイヤー駅伝を走れなかったこと』が陸上生活で唯一やり残したことだと語っていた和田ですが、『陸王』のドラマ内で役を通して走ったことで、『ありがたいチャンスをいただいた』とインタビュー記事で語っていたのが印象的でした。『陸王』つながりでは、人気俳優の竹内涼真(24)も5歳からサッカーをはじめ、高校時代は東京ヴェルディユースに所属し、プロを目指していたほど。ケガで夢を断念したそうですが、その身体能力は相当なものでしょう」(同)
一方、お笑い芸人にも身体能力の高い元アスリートが多い。芥川賞を受賞し、文系のイメージが強いピースの又吉直樹(37)もそのひとり。