ホテルの価格が高騰し、宿泊場所の確保が難しいのでは、と言われていた平昌五輪。しかし、いざ、現地に入ってみると、意外にもホテルは空いていた。記者は開幕直前にホテルをとったが、約5000円で宿泊できた。しかも、現地で聞いてみると、なんと一泊12000ウォン(1200円)で夜を快適に過ごせる施設があることを知った。韓国では「常識」という。一体、どんな施設なのか?
平昌五輪が9日に幕をあけ、観光客も一斉に五輪会場周辺に押し寄せた。現地入りする前日、記者は宿を探し始めたが、開会式が行われた平昌近辺には10万円以上するホテルしか残っていなかったが、アイスホッケーなどの会場がある近郊の江陵市内には、多くの宿泊場所が残っていた。
記者が宿泊したホステルは1泊約5000円。五輪期間中、さらには直前にも関わらず、飛行機(LCC)の往復チケットも約2万円。思ったよりも現場は高騰していない。
初日の夜、江陵駅を歩いていると、モーテルが立ち並ぶエリアを見つけた。現地の人によると、モーテルは日本でいうラブホテルのようなものだが、カップルでなくとも気軽に宿泊施設として使えるという。値段を聞くと1泊3000円〜4000円、すぐに入れるとのこと。
モーテルに宿泊すればよかったと後悔の念を抱きながら、ホステルに戻ろうと、タクシーを待っていると、同じくタクシー待ちをしていた韓国人の男性が話しかけてきた。