小泉進次郎(c)朝日新聞社
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 米軍普天間基地の辺野古移設を巡る安倍政権と翁長雄志知事の代理戦争ともいわれる名護市長選挙。2月4日の投票日を目前に控えて、移設を推進する自民は幹部を投入、終盤には小泉進次郎筆頭副幹事長を送り込んだ。

 名護市長選挙は辺野古への基地移設に反対して3期連続当選を狙う稲嶺進(72)氏と、自民が推す新人で元市議の渡具知武豊(56)の一騎打ち。

 前回選挙では稲嶺氏が自民候補に約4000票の差をつけた。だが今回は接戦が予想され、自民は二階俊博幹事長や菅義偉官房長官らの幹部を名護の応援に投入。31日には進次郎氏も沖縄入りした。

 夕方の市役所前は平日にもかかわらず進次郎氏を一目見ようとの市民らで一杯。基地問題について何を語るのか観衆が固唾を飲んで見守っていたが、なぜか最初に出てきたのは市のゴミ分別の仕方だった。

「名護市はゴミを16分別すると聞いてびっくりした。私の地元の横須賀市は4分別。16分別では大変」と切り出し、「こういう暮らしや毎日の生活、子供たちの未来のために何をやるかという政策論争が一番大事なんです」と続けた。

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