SBは助っ人も「最強」、低迷ロッテは「ダメダメ」 ＜パ・リーグ外国人選手査定＞

【日本ハム】

・外国人投手合計成績
74試合4勝11敗1セーブ29ホールド

・外国人野手合計成績
172試合134安打33本塁打93打点0盗塁

・外国人選手MVP：レアード
137試合115安打32本塁打90打点0盗塁　打率.229

　ローテーションの一角として期待されたメンドーサが3勝に終わり、新外国人のエスコバーも先発としても、リリーフとしても結果を残すことができず、ともにシーズン終了を待たずに他球団へ移籍。セットアッパーのマーティンも故障がちで前年を下回る成績に終わり、苦しい台所事情となる大きな原因となった。野手ではレアードがチームトップの32本塁打、90打点と奮闘したものの打率は2割台前半に低迷。シーズン途中に加入したドレイクもわずか1本塁打に終わり、打撃陣も奮わない結果に終わった。

　来季も残留するのはレアードひとり。そのレアードは長打力は健在だけにある程度の成績は期待できるが、問題は投手である。大谷翔平、増井浩俊、マーティンの三人が抜けるだけに、外国人の奮起なしでは来季も厳しいシーズンとなるだろう。