「8月から放送されている人気のCM『au三太郎シリーズ』の新作では織姫役に抜擢され、まさに売れっ子女優の仲間入りを果たしました。過激と言われるドラマのラブシーンについてですが、台本を読んだ時に『またキスシーンがあるんだ……』と思うこともあるようですね。でも、役自体キスが挨拶代わりという女子なので、結局、抵抗はないとか。それどころか、現場に行ったら『もう何でもいいや』という気分になるとインタビューでも語っていました。ある意味、元アイドルということに執着してないというか、そんな性格だからこそ過激な濡れ場を演じられるのでしょう」

 そんな川栄だが、AKB48卒業後に女優として注目され始めたのは「痛快TV スカッとジャパン」(フジテレビ系)の再現ドラマからだ。彼氏を横取りする“最低女”を演じ、「演技がうまい」と評判になったのだ。だが、AKB時代は女優になりたいとは特に思っていなかったという。

「さまざまな仕事の中で女優が一番楽しいと思い、演技が好きになったようです。といっても、『こういう役なんだ』と思って芝居をしているだけで、本人も『こだわりはない』『自分に色がない』とたびたび語っていますね。役者自身の個性が強すぎると、時には作品の邪魔になることもありますし、AKB48という集団の中では地味でしたが、逆にそれが女優業にうまく生かされているのだと思います」(前出のスポーツ紙記者)

 さらに、女優業に対してだけでなく、プライベートでもあまりこだわりを見せないそうだ。

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