根本的には、選挙や政治活動に莫大なお金がかかる現状を変えること、政党がノウハウや資金を候補者に提供して、人材育成を責任を持って行うこと、公認候補を選ぶ公募や閣僚選出などの基準をもっと公正透明なものにすること、そして有権者が、議員に求める地元での活動内容や評価の基準を変えることなど、容易ではありませんが、長年のシステムや人々の意識を変えることが必要になります。

 そして、世襲・非世襲に関わらず、志高く国民のために必死で働く議員も、実際たくさんいますので、メディアも国民の方々も「政治家は悪いやつら」と決めつけず、共により良い国づくりに力を合わせていただくことが、日本の未来のために大切ではないかと思います。(寄稿)

週刊朝日  2023年2月17日号

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