女優の波瑠が主演する連続ドラマ「あなたのことはそれほど」(TBS系)の第6話が5月23日に放送された。主人公の不倫を描いたドラマで、ここのところは東出昌大演じる主人公の夫・涼太の驚きの行動が話題になっていたが、今回も涼太の“奇行”が際立つ回だった。
ドラマは「FEEL YOUNG」(祥伝社)に連載中のいくえみ綾の漫画が原作。“2番目に好きな人”渡辺涼太(東出昌大)と結婚した主人公・渡辺美都(みつ・波瑠)は、ずっと思い続けていた中学時代の同級生・有島(鈴木伸之)と偶然再会し、一線を越えてしまう。しかし実は有島も結婚しており、さらに有島は妻・麗華(仲里依紗)との間に子供が生まれたばかりだった……という内容だ。
これまでの展開では、美都の浮気を知ってもなお、涼太は美都に“永遠の愛”を誓い、笑顔で結婚生活を続け、さらには浮気相手の有島に自ら接触し……と、涼太の驚きの行動や「昼ドラ的展開」が話題になっていた。
第6話では、麗華の勘の良さが怖いと別れを切り出そうとする有島に対し、美都は夫も了承しているから別れない、と食い下がったために、二人の関係は途切れずにいた。涼太の方はというと、「二人で楽しく暮らすため」と家で美都にさまざまなルールを提示する。しかし、それを窮屈に感じた美都はついに家出を決行、友人・香子(大政絢)の家に泊まることに……。一方で、麗華も有島の浮気にどこか気づいている様子。有島はそんな麗華とともに麗華の実家に帰っていたが、仕事があると偽って一人家に戻り、美都と密会する。そんな有島に、美都は「逃げよっか。二人で」と言い出し、二人は夜の街に消えていく……という展開だった。
毎回、終盤に衝撃的なシーンが待ち受けている「あなそれ」だが、今回もネットがざわつくシーンが控えていた。香子の家に泊まっていることを知っている涼太が、香子の元に「(美都を)そろそろ迎えに行こうかなぁと」と電話すると、「ちょっと遅かったかもです……逃げました」と告げられる。美都はすでに有島の元へと向かった後だった。それを聞いた涼太は、叫び声をあげながら、それまで飲んでいたワインを家中にぶちまけ、最後はワインボトルを壁に向かって投げつける、という衝撃的なシーンが待ち受けていた。