女優の新垣結衣(28)が主演する火曜ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)の第8話が11月29日に放送され、平均視聴率が16.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録、同ドラマ最高記録を更新したことがわかった。
初回から第6話まで右肩上がりで視聴率更新を続けていた同ドラマ。第7話でこそ、6話と同じ13.6%で更新がならなかったが、ここにきて一気に2ポイント以上のジャンプアップを見せた。
ドラマは海野つなみの同名マンガが原作。派遣切りにあい、“職なし”“彼氏なし”の森山みくり(新垣)が、“独身のプロ”を自認する津崎平匡(星野源)の家で共同生活し、家事労働の対価をもらう「契約結婚」をするというラブコメディー。
第7話では、お互い距離を縮め、いい雰囲気になっていたみくりと平匡がハグ。みくりが「平匡さんとならそういうことをしてもいいです」と告白。しかし、これに平匡が「無理無理、そんなつもりありません」と拒絶してしまう、という内容だった。第8話では、これにショックを受けたみくりが実家に帰ってしまい、津崎はその原因がみくりを拒絶をするような自らの態度にあると考え……という内容だった。
ドラマが放送されるたびに、ツイッターなどではその展開に視聴者が一喜一憂するコメントが飛び交うが、今回はセリフに注目するコメントが多く見られた。
特に、実家に帰ったみくりに対し、母が結婚生活について言った「愛してるわよ。お互いに努力して」「運命の相手なんていないと思う。運命の相手に、するの」といったセリフには「わー、これすごいせりふだ。そうか。そうだ」「なんて深くて良い言葉」「みくりママのセリフがどれも至言」と共感のコメントが相次いだ。
ドラマの展開はもちろん、そのセリフや出演者の衣装やロケ地など、毎回あらゆる部分が話題になる同作。すでに第9話からは新キャラクターが登場することも明らかになっており、今後も視聴者にとっては目が離せない作品となりそうだ。