また、今回旗手という大役を担うことになった十種競技の右代は、戸惑いがあったことを明かした。

「2日前に旗手の話をいただきました。過去の旗手の方々のことも調べまして、僕でいいのかなとも思ったりもしたんですが、僕は十種競技をたくさんの人に知ってもらいたいという気持ちもありまして、リオ五輪の旗手を全力でやりたいという気持ちを話しました」(右代)

 十種競技の開催は8月17、18日のため、5日の開会式から現地入りすることに関してコンディショニングを危ぶむ声もあるが、「それ以上に光栄なこと。コンディショニングは僕自身は気にしていません。練習はあいているときにできますし。選手の方の士気が高まるような姿をお見せしたい」と力強く語った。(文・横田 泉)