男子200メートル平泳ぎ決勝は5着に終わり、5大会連続での五輪出場を逃した北島康介。写真は7日撮影。(写真:Getty Images)
男子200メートル平泳ぎ決勝は5着に終わり、5大会連続での五輪出場を逃した北島康介。写真は7日撮影。(写真:Getty Images)
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 競泳のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権は4月7日に大会第5日目を迎え、男子200メートル平泳ぎに出場した北島康介は5着に終わり、5大会連続の五輪出場はならなかった。

 5日に行われた100メートル平泳ぎでは決勝で2着に入るも、派遣標準記録を突破できず、五輪出場を決められなかった北島。5大会連続出場に向け、すべてを懸けてこの日の200メートルに臨んだが、終盤失速し2.09.96で5着。2004年アテネ五輪、2008年北京五輪で2大会連続2冠を達成した33歳北島の五輪連続出場は4大会で途切れた。レース後、北島は現役引退を表明した。

 なお、この種目では小関也朱篤と渡辺一平がそれぞれ五輪初出場を決めている。

 この日行われたそのほかの種目では、400メートル個人メドレーで五輪出場を決めていた瀬戸大也が200メートルバタフライで優勝し、2種目目の出場を決めた。