全国のご当地キャラクターの人気ナンバーワンを決める「ゆるキャラグランプリ2015」が11月23日、静岡県浜松市・渚園特設会場で開催され、地元・浜松のご当地キャラ「出世大名家康くん」が優勝を飾った。準優勝は愛媛県の「みきゃん」、3位は埼玉県深谷市の「ふっかちゃん」となった。
順位は事前のインターネット投票と、当日会場で行われた決選投票で決定した。ネット投票では、「みきゃん」がトップ、次いで2位が「家康くん」、3位が「ふっかちゃん」という結果だったが、これを「家康くん」が、現地で行われた決選投票で覆した形となった。
優勝キャラクターとしてその名が呼ばれると「皆々様、ありがとうなのじゃ!」と勢いよく叫んだ「家康くん」。「本当にこの3日間、浜松市渚園特設会場に来てくれてありがとうなのじゃ!」と喜びを爆発させた。
「出世大名家康くん」は、静岡県浜松市の「はままつ福市長」として活動するご当地キャラクターで、徳川家康の生まれ変わりという設定だ。徳川家康が築いたとされる浜松城は、譜代大名がその後出世したことから「出世城」とも呼ばれている。これにあやかって、家康の生まれ変わりである「家康くん」にも出世運を授ける力があるとのことで、当日も「ここにきた皆々様、レッツ出世じゃ!」と人々の出世運アップを叫ぶ姿が見られた。
史上最高1727キャラが集結した今回のグランプリで、見事その出世運を証明した「家康くん」。これからは多くの人の出世運をアップさせるべく、全国を奔走する姿が見られるかもしれない。
(ライター・横田 泉)