パリス・ジャクソン、亡き父親マイケルの影響や音楽活動始動への想いを語る
パリス・ジャクソン、亡き父親マイケルの影響や音楽活動始動への想いを語る

 故マイケル・ジャクソンの娘パリス・ジャクソンが、恋人のガブリエル・グレンと結成したユニットThe Soundflowers(ザ・サウンドフラワーズ)のデビューEPを2020年6月23日にリリースしたが、二人と関係者の証言をまとめたドキュメンタリー・シリーズ『Unfiltered: Paris Jackson & Gabriel Glenn』が30日にFacebook Watchで公開された。

 「Who Is Paris Jackson?」(パリス・ジャクソンって誰?)と題された第1話の冒頭で彼女は、「私の一族は全員音楽をやっている。て言うか、私はジャクソン家の一員だし。私がミュージシャンになったのは納得がいくだろうけど、ジャクソン家の一員がフォーク/インディーズをやるってのは?“何で”(って感じでしょ)?」と語っている。

 ドキュメンタリーで紹介されている、パリスの4歳の誕生日会のホーム・ビデオでは、父親から何が望みだと聞かれた彼女が、「パパと同じことをしたい」と答えている姿が捉えられている。マイケルに、「僕は何をしているの?」と聞かれると、彼女は、「踊って歌ってる」とだけ答えている。

 また、『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の映画とツアーを監督したケニー・オルテガは、パリスと兄のプリンス・ジャクソンが父親に連れられて初めて観に行ったコンサート『High School Musical: The Concert』の楽屋で出演者全員と対面した時の話を回顧している。

 23歳になった兄のプリンスもインタビューに応じており、特殊な環境で育った1歳下の妹について、「彼女は大きく成長したし、振る舞い方について多く学んだと思う。妹が歌っているのを見るたびに、ある意味とても誇らしく思うんだ。彼女の出自や、成長過程で立ち向かわねばならなかったあらゆること、そして歌うことが彼女にとってのはけ口だったことも見てきたからね」と話している。