そして、家庭で権力を持っている男も、同じく気にしてないのです。
ですから、元気な主婦さん。元気な主婦さんの例は、決して些細なことではなく、この国の「恥ずべき典型」なのです。
これが、「義父の心理」について、僕が考えていることです。
どうですか? 元気な主婦さん。
「その理由が腑に落ちたら荷物運びも違う気持で出来そう」と書かれていますが、腑に落ちましたか? そんなことはないですよね。これで腑に落ちたら、「私はタダの使用人扱いされて当然」と思うことですからね。
「嫌なわけではないのです、今現在持つ体力があるのですから」と書かれていますが、今相談しているということは、体力的にもきつくなる予感がしたんじゃないでしょうか。
それでも、腑に落ちないけれど、義父は変わらないから、義父を含めた夫の家族を変えるのも大変だから、今の現状を受け入れるしかない、と思いましたか?
僕は、ひとつ、心配になっていることがあります。
「ほがらか人生相談」には、「タダの使用人扱い」されている女性からの相談がよく寄せられます。
一番多いのは、年老いた義理の親の介護を、妻が一方的に押しつけられている例です。夫には、男性の兄弟がいるのに、嫁という理由だけで、介護することが当然と思われている、という例です。
昔から意識が変わってないのです。ずっと妻は「無償の労働力」だと思われているのです。
元気な主婦さん。荷物を持つことを当然と思われている長男の嫁は、やがて介護するのも当然と思われるだろうと、僕は予測します。
それも、どんなに世話しても、必死に介護しても、なんの感謝もなく、当り前だと思われる状況で、です。
今回、元気な主婦さんが悲しむかもしれないけれど、それでも相談に答えようと思ったのは、この可能性を伝えたいと思ったからです。
元気な主婦さんは、結婚当初からずっと荷物を持っているのですから、もう20年前後でしょうか。長い間、本当にお疲れさまでした。
夫の持病はどの程度のものですか? 少しも荷物を持てないレベルですか?
夫は話せる人ですか? 私は「タダの使用人扱い」されているんじゃないか。義父は私を独立した対等な人格としては見てないんじゃないか。あなたはどう思う、と聞けますか?