

東京の感染者数が何人超えただの、そんな報道のあり方にお笑い芸人カンニング竹山さんは苦言を呈す! 今、コロナ報道に疑問を投げかけるのは、冬への危機感があるからだった。
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コロナに関しての報道をワイドショーなどであまりにもやり過ぎ。感染者数がどうだとか、東京の感染者数はこんなに出てますとか、全国では感染者が何人突破しましたとか、PCR検査をしなきゃいけないとか、うわべを報じるようになってしまっている。
東京都が6月30日までのコロナによる死亡者数を公表したんですけど、ひとつひとつ見ていくと、亡くなっているのは、80代と90代がほとんどで70代が少し。そのうちのほとんどが高血圧とか糖尿病などの持病のある人。PCR検査に関しては7月に検査数が増えているから、今回公表の数字にはまだ反映されていない。
7月はPCR検査を増やしているから感染者数が多くなっているんですよ。その中で、高齢者はPCR検査で陰性になっていないという人もいるが、高齢者はPCR検査してないだけだから。若い人中心に検査をしているから、発表されるデータがそうなっているの。そういうことをひとつひとつ冷静にちゃんと理解してみていかないと、今、ただ「コロナが危ない、コロナが危ない」ということになっている。
結局、世の中勘違いしちゃっているのが、PCR検査やって陰性だったら自分はセーフだと思っているんですよね。PCR検査は治療じゃない! 例えば、Jリーグも2週間に一回PCR検査をやっているから必ず陽性者が出るじゃないですか。回数重ねればね。だから、いつコロナにかかるかなんてわからないわけですよ。PCR検査が特効薬だと勘違いしている人がいる。はっきり言っておくとPCR検査は誤認もあるただの検査です。誤陽性、誤陰性が3割くらいはあるただの検査です! PCR検査を増やせってメディアが煽りすぎて、そのへんがおかしなことになっている。