「これから活動していく中で『モヤっとする』『腑に落ちない』『信用できない』『徳井の顔を見るのもイヤ』。そういう思いを持たれている方、もしくは、新たに持たれる方、たくさんいらっしゃると思います。でも、全ては自分が起こしたことであり、全部のご意見受け止めて、背負って、やっていく。それが責任を取るということだと考えています」

 以前のようにテレビで頻繁に見るようになるのか、見なくなるのか。ここからが徳井の真価が問われる場となり、徳井の言葉に則ると、さらに強く「責任を取る」場にもなる。

 あともう一つ、今後への思いと相方への思いを交差させて語った部分もあった。

「自粛中、相方からメールをもらいました。『おまえが今後やりたいことがあるんであれば、全力で付き合うし、何でも言うてくれ』。すごく重たい言葉で、有り難すぎて、どう答えて良いかわからず『ありがとう』としか返せませんでした」

「もし今後、こんな徳井でも使ってやろうと思ってくださる方がいらっしゃったら、その仕事を一生懸命、全力でやる。そして、相方の生活を一刻も早く元通りにする。それしかないです」

 今回、新たな一歩を踏み出したのは間違いない。そして、この先の景色を決めるのは徳井次第であることも、また間違いない。
                         (文・中西正男)

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