安倍首相:治療との関係でございますが、今まで使っている薬に合わせまして点滴での処方となるわけでありますが、その新しいお薬を使いまして、2回今まで使っているのですが、2回目の時に検査も行ったのですが効果も出ているということでございました。
そこで、もちろんこのままですね、そうした治療を続けながらということももちろん考えるわけでありますが、そういうこともずっと考えながら今までやってきたところで、この6月以降ですね、ただしかし、これから9月に人事があり、国会をしていくというなかで、これが継続的に間違いなく良くなっていく保証がないなかで、ある程度、この投薬が終了して大丈夫となれば別ですが、その過程にあるなかで、まさにコロナ禍のなかにおいて政治的空白を生み出さないようにするうえにおいて、このタイミングで辞任するしかないと判断しました。それは先週と今週に検査を受けまして、診察を受けた際に判断をしたことであります。月曜日にですね。ご批判は、まさに任期途中でありますから、甘んじて受けなければならないと思っておりますが、冒頭申し上げましたとおり、秋から冬にかけて、またインフルエンザの流行にそなえて、対策を取りまとめることができましたし、本日に取りまとめることができたことと、ただちに実行に移していく目途が立った。そしてまた拡大傾向から減少傾向に転じたこともあり、このタイミングで判断をさせていただきました。次の総裁を決まるまでの任期等々を考えると、このタイミングしかないと判断をしたところでございます。
>>『安倍首相辞任会見【全文(3)】北朝鮮問題「私は最善の努力をしてきた」』につづく