新連載「アエラ to SDGs」では、2030年までに達成するべき目標として国連が定めた17のゴールSDGs(エス・ディー・ジーズ)について毎回一つずつ写真で表現し、私たちが考えるべきこと・できることは何かをテーマにお届けします。
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日本の労働者の1カ月間の平均残業時間は8.9時間で、前年同月より15.3%減った(2020年7月、厚生労働省・毎月勤労統計調査)。飲食業やサービス業の減少が特に顕著で、コロナ禍の影響とみられる。世界水準に近付いたなどと喜んではいられない状況だが、せめて「働けない時間」を、今後の「働かない時間=オフ」の使い方を模索するひとときにできれば。(写真・高野楓菜/文・上栗崇)
※AERA 2020年10月5日号