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向こう1か月は気温が平年より低く、日本海側の雪の量は平年より多くなる見込みです。特に年末年始が寒気の影響を受けやすく、大雪やふぶきとなる恐れもあります。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(12月26日~1月1日) 強烈な寒波が襲来!

今日(24日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。向こう1か月は、北海道から見て西のシベリア高気圧と、東のアリューシャン低気圧が平年より強い予想となっているため、西高東低の冬型の気圧配置になりやすく、強まりやすい状態となります。そのため、北海道は寒気の影響を受けやすくなります。特に29日火曜日以降は、真冬でも年に何度かしか入らないようなかなり強い寒気が流れ込む見込みです。

その影響で、全道的に寒さが強まるだけでなく、日本海側を中心に雪が降りやすくなります。降り方や風も強まるため、ふぶきや大雪によって交通障害が起こる恐れがあります。また、風向きによっては、これまで記録的な大雪で大きな影響や被害が出ている岩見沢などの空知地方が再び雪の中心となることも考えられるため、今後も最新情報には十分な注意が必要です。

2週目(1月2日~1月8日) 正月も寒波が居座る

2週目も、引き続き気温は平年と比べてかなり低く、寒気の影響を受けやすい見込みです。今日午後、気象台から発表された「低温と大雪に関する早期天候情報」によれば、30日からの約5日間、平年と比べてかなりの低温と大雪が予想されており、早期の警戒を呼び掛けています。年末に北海道付近にやってきた強烈な寒波は、年明けにかけて居座る可能性が高いということです。

そのため、冬型の気圧配置が強まり、日本海側では雪の降りやすい天気が続く見込みです。内陸では連日雪かきが必要な雪となる所が多くなりそうですが、除雪作業中の事故には十分に注意して下さい。

また、オホーツク海側でも平年通りに時折雪の降る日が現れそうですが、太平洋側では平年と比べて晴れる日が多くなる見込みで、雪の少ない状態が続きそうです。

3~4週目(1月9日~1月22日) 引き続き日本海側で雪の日多い

3週目以降は、いったん寒気の強まりのピークは過ぎるものの、引き続き冬型の気圧配置は平年より強いでしょう。そのため、それまでと天気傾向はあまり変わらず、太平洋側で晴れる日が多い一方で、日本海側は雪が降りやすくなります。

1月も後半となれば、一年の中での雪や寒さのピークが徐々に迫ってきます。今月は、12月としての積雪の記録を更新した地点もありましたが、この先1か月の雪で、その雪がさらに増える可能性は非常に高く、交通への影響などもより大きくなる恐れがあります。雪による事故のリスクも高まるため、今後も雪に対して十分な注意、警戒が必要です。

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