主要SNSの総フォロワー数が200万超え! 同世代から根強い人気を誇る、双子モデルでクリエイターの「りかりこ」。動画配信アプリでの「双子ダンス」投稿をきっかけにファンを増やし、現在では松阪市(三重県)ブランド大使も務める。ソーシャルタレントとして幅広く活動中。
「ドラマも音楽も食べ物も……韓国が大好き」と話すりかりこが、韓国の人気作家の最新作『ミカンの味』(朝日新聞出版)を読んだ感想を語り合った。前編に続き、後編をお届けする。
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女子中学生が多感な時期に悩み、迷いながらも歩む姿がていねいに描かれている『ミカンの味』。著者は、韓国で130万部を超える大ベストセラーとなった『82年生まれ、キム・ジヨン』のチョ・ナムジュだ。
『ミカンの味』には、済州島に行くシーンが出てくる。4人全員で行くために、プレゼンまでして親を説得しようと奮闘するが……。
りか:友だちの家に泊まりにいくことも、中学時代はめっちゃあったね。『ミカンの味』での、親を一生懸命に説得するシーンは、本当「そうそう」って思いながら読みました。
りこ:これをがんばったら、泊まらせてくれるかな?って、作戦を考えたりね。「ちょっと誰か泣いてみてよ~」とか。「泊まりたい~」とか、親の前で泣くふりをしたり。
りか:一度、泊まりはダメって言われたとき「家の中があかんのやったら、外でキャンプする!キャンプさせて!」って。中学生のときに3人で、外で寝泊まりしたね。場所は、私たちの家の駐車場(笑い)。
りこ:トイレやお風呂はもちろん、ご飯を食べるのも家の中。やけど、寝るのは外のテント(笑い)。テントで寝るのが楽しくて、家の中にテントをはってお泊まり会をしたことも。
■韓国ドラマを観て、彼氏の理想が高くなった
『ミカンの味』の主人公は、韓国に住む4人の女の子だ。りかりこが韓国を好きになったきっかけは、何なのだろうか。
りか:きっかけは、やっぱりドラマかも。一番初め2人で見た韓国ドラマが、『梨泰院(イテウォン)クラス』。それを見るためにネットフリックスに入ったし。