あんたたち、この感染者数でオリンピックだってやったんだから、“さらなら感染対策を徹底してパラリンピックもやります!”って宣言しなさいよ! そんな勝手な都合で開催の決定をやってはいけない。国際オリンピック委員会のバッハの言う事は聞いて、国際パラリンピック委員会のアンドルー・パーソンズ会長は断れるのかい?
ただ、ここから、まずこの国がやらなければならないのは、この東京オリンピック・パラリンピックは何だったのか? その検証ですよね。組織委員会からエンブレムのデザインの話からぐちゃぐちゃになって、感染対策のバブル方式を考えた人は誰で、お金の問題もどういう図式でどうなっていたのか? それを否が応でも検証していかないと。誰に責任があったのか、誰がこのように導いたのか、現政権がいけなかったのか? 前の都政なのか? 誰が東京五輪をここまで崩してしまったのか?
この国は徹底的に洗い直しをしないとダメ。そうしないと、この国の再生はできないと思う。今ピッタリくる言葉が、坂本龍馬の「日本を今一度せんたくいたし申候(もうしそうろう)」。この国を洗濯する作業が今ものすごく大事なのかなと思う。
お金のことはきちんと検証しないと。五輪で感動した後に、カネを取られる。カネはすでに使っちゃっているからね。感動した分、カネが取られるっていう……忘れた頃に増税がやってくる。
■カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在は全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ。オンラインサロン「竹山報道局」は、4月1日から手作り配信局「TAKEFLIX」にリニューアル。ネットでCAMPFIRE を検索→CAMPFIREページ内でカンニング竹山を検索→カンニング竹山オンラインサロン限定番組竹山報道局から会員登録。カンニング竹山とCalmeraによるユニット・タケヤマカルメラが「ヘイ・ユウ・ブルース」のカバーを披露。「ヘイ・ユウ・ブルース ~許せ、友よ~」はこちらから→https://calmera.lnk.to/hyb