9月1日、デジタル庁発足で、平井卓也氏はデジタル大臣、石倉洋子氏はデジタル監に就任。ファッションデザイナーのドン小西さんが二人のファッションをチェックした。
【写真】芸人コンビみたい?今回チェックしたファッションはこちら
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Z世代から高齢者まで、どんな格好だって柔軟に受け入れてきたつもりだよ。だってファッションは時代が生む必然、どっか共感できるからさ。でも、ごめん。この二人だけはだめだ。どう見ても、おかしいっつうの!
まず平井大臣だよ。チャラいイメージを拭おうとしたのか、シャツのボタンを留めすぎて、ますます暑苦しい。極めつきはメガネだよ。軽薄に見える縁なしで、奥から笑ってない目が光ってる。何者?と思うよね。一方石倉氏は、子ども部屋のカーテンみたいな派手なワンピースとローファー。70歳代の不思議ちゃんふうで、すごい浮世離れだよ。どんな優秀でも、新しい時代を任せていいのか心配になるよな。
ま、二人並ぶとパッと見、芸人コンビみたいで息が合ってるけどさ。時代が変わったんだからしょうがないと、諦めてはいかん。さあ皆さん、ご唱和ください。この二人おかしいですよ~。もちろんファッションの話ですが。
■評価は……?
2DON! 「デジタル庁発足のご祝儀で☆おまけ」
(構成/福光恵)
※週刊朝日 2021年9月17日号